去年からずっと歌モノはバンドのデモを作るということをしていたので、あまり時間もかけずサクッと作れるように慣れ親しんだ音源を使ってました。
その典型はXLN Audio のAddictive Drums で、AD の出す中毒サウンドがバンドのデモにピッタリだった^^
ただ、前回の活動報告でも書いたように、個人の活動でボカロ曲を作ろうと思っているので、そっちでは別のドラム音源を使って曲を作ってみようと思った。
BFD 3 極める! pic.twitter.com/5gVLvjZH6O
— R指定ギタリスト Yuuki-T (@project0t) 2014, 7月 4
去年購入してから、何故かずっと曲の中で陽の目を見ることがなかった・・・ごめんなさい!!BFD 3 よ!!
選ぶキーマップによってドラムの表現力が変わる
BFD 3 では他社製ドラム音源やエレドラなどのキーマップが予め用意されています。そのキーマップに応じて演奏技法も変わってくるので、キーに割り当てられる数も変わってくる。要はキーマップによってドラムの表現力も変わってくるということ。
上記はBFD 3 のキーマップを選んでいますが、色が付いているキー(緑色はドラムのパーツがアサインされている感じではなさそうだけど)にハイハットとかクラッシュとか色々割り当てられている。
これを上記のようにAddictive Drums のキーマップに変えると一気にアサインされているキーの数も少なくなる。
選ぶキーマップによってドラムの表現力が大きく変わってくるということになるのだ!!
BFD 3 で演奏できるHihat Shank とは?
ということで、せっかくなのでBFD 3 のキーマップで打ち込んでみようと思ったんだけど、ハイハットのアサインされている演奏技法を見ると「Shank」って付いたのがある。
この「Shank」って何だろ?って思って調べてみたんだけど、どうもスティックの叩く位置が違うということみたい。
BFD 3 でハイハットのアーティキュレーションでhihat shank ってあるけど、スティックのの叩く位置が違うということでいいのかな?Hi Hat Shank Tip Part 1 Intermediate: http://t.co/oay2G1uI5Y
— R指定ギタリスト Yuuki-T (@project0t) 2014, 7月 4
「Hihat Tip」っていうのがスティックの先端、「Hihat Shank」っていうのがスティックの腹の位置で叩くということみたい。よって、ハイハットのバリエーションは開き具合とスティックの位置の関係によって10個ぐらい用意されている。
ちなみに、Addictive Drums の場合、「Hihat Shank」というのが「Hiaht Shaft」という名前でアサインされているっぽい。
ただ、そのように明記されているのはクローズのみで、オープンの場合は開き具合のみ。(聴いた感じ、オープンのShank で開き具合を調整する感じ)
このようにBFD 3 の場合は、ハイハットについて開き具合とスティックの叩く位置を考えて打ち込むと、より本物っぽく聴こえるようになると思う!!
Variable 機能を使ってハイハットの開き具合をMIDI で制御
上記のようにハイハットの表現力が豊かなのは分かった。でも、それをひとつひとつキーを変えながら打ち込んでいくのはキツイです兄貴!!
という人のために用意されているのが、BFD 3 のVariable 機能。
Broadcast live streaming video on Ustream
上記UST はMedia Integration さんが過去に行ったBFD 3 の配信なんだけど、この動画の40分ぐらいからValiable 機能の説明が出てくる。
多分、他のドラム音源でも同様のことが出来る(デフォルトで出来るようになっているものもある)と思うんだけど、要はハイハットの開き具合をMIDI CC で制御しましょうという機能。一番やりやすいのが上記動画でもあるようにモジュレーション・ホイールにアサインするやり方かな。
上記のようにBFD 3 のキーマップ画面でハイハットを選ぶと右側にアサインされているハイハットが並ぶ。その中に「Variable Tip」、「Variable Shank」というのがキーにアサインされていない状態で含まれている。
まずはそれぞれを任意のキーにアサインする。アサイン先は使われていないMIDI ノートにすべきなので、B-1、A#-1(キックの下のキー)にアサインするのが後々打ち込む時もやりやすいと思う。
やり方はスロット内で「Variable Tip」もしくは「Variable Shank」を選び、その下の「Learn Single」を押してからアサインしたいMIDI ノートを鍵盤上で押す。それでアサイン完了!!
次はMIDI CC でハイハットの開き具合を調整出来るようにする。
同画面の下部に「Response」、「Hihat」と並んでいるはずなので、「Hihat」タブに切り替える。そして、画面内の「Learn」を押してMIDI 鍵盤でモジュレーション・ホイールを操作すれば設定完了!!
これで「Variable Tip」もしくは「Variable Shank」を演奏する時に、モジュレーション・ホイールで開き具合を調整することが出来るよ!!
最後に
このようにMIDI CC でハイハットの開き具合を調整出来るようになったんだけど、人によってはアサインされているMIDI ノートの使い分けで表現した方が良いという方もいると思う。
ちなみに、Addictive Drums でも同様のことが出来るけど、僕はそれを使わずにMIDI ノートで切り替えてた笑。
ただ単に面倒だったというだけなんだけど、今回はここら辺も駆使してBFD 3 を使っていこうと思ってる!!
今はとりあえず既存曲のドラムをコピーしようと思ってて、以下の曲を打ち込んでいる。
ヤバイww 懐かしすぎるwww
ドラム打ち込んだらコピーしてYouTube にアップしよう笑。