【読んだ】 看板のない居酒屋 岡村佳明 (著)

今はどこもかしこも「いかに来てもらうか」を考える世の中になっていると思う。

僕もこうしてブログを書いているけれど、釣りっぽいタイトルで興味を引いたり、より閲覧されるようにSNS に投稿する時間を考えたり、興味はないけどネタが旬だからということで記事を書いたり、炎上を狙ってみたり・・・などなど、いかにサイトに人を招くか?に主が置かれていると思っている。

また商売でも、セールをすることで注目を集めたり、ド派手な広告を打ってみたりと、やはり「いかに来てもらうか」に重きをおいていると思う。

今回読んだ「看板のない居酒屋」では看板を出さない、安売りもしない、店も分かりづらいところに出すなど、上記のことと真逆の事を居酒屋の経営でやっている。

「看板、宣伝、安売り」が繁盛店の絶対条件ではない。

では、他の条件は何なのか?

それは、そこで働いている「人」であり、人間としての成長が繁盛につながる。つまり「商売繁盛」を考える前に、まずは「自分繁盛」なのだ。

「商売とはいかに来てもらうかではなく、いかに帰ってもらうか」

とにかくお客さんに喜んで帰ってもらうことを考えている。

居酒屋さんの場合、繁盛させるには料理やお酒も重要なファクターになるんだけど、それ以上に「人」を大事にしている。ここで言う「人」とはお客さんはもちろん、スタッフも含まれる。ここを磨かずに商売なんて出来ないというような熱いメッセージを僕は受け取った。

その岡村さんの想いはスタッフにも伝わっている。だからこそ、今なお繁盛しているんだろう。

この書籍では人間としての成長について書かれている。ここで言う人間としての成長とはスキルではなく、もっと内面的な成長のこと。

人はいつも無意識に反応してしまうと思っている。何か嫌なことがあると「イラッ」と反応したり、好き嫌いによって態度を変えたり。でも、それを意識的にしてみるとどうなるか。

意識して周りに良い影響を与えれるようになったら、きっと周りの環境も変わるはず。

周りに対して不平不満を言っているのは、意識的に働きかけていないからではないだろうか?人に何かやってもらうのを待っていたり、上手くいかないことを全部人のせいにしたりしていないだろうか?

人はまず外見を取り繕うとしてしまう。でも、内面を磨くことで自然と外見も生き生きしてくる。内面のカッコよさは、必ず外に滲み出てくる。

この書籍に書いてあることで難しいことはほとんどない。読んですぐに実行出来る、意識できることだらけだ。

眉間にシワを寄せて日々を過ごしている方に、是非一度読んでみて欲しい、そんな書籍でした。

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