全力ギタリスト Yuuki-T です。
最近のアンプシミュは部屋鳴りを足すことで、スタジオの空気感などを音に反映させることが出来ます。
上記はAmpliTube 4 のキャビの設定画面。他のアンプシミュでも概ねこのような形で空気感をプラス出来るのではないでしょうか?
ただ、実際にキャビからなっている音を聴いたことがある方からすると、空気感を足してもどうも物足りない・・・と感じる方も多いのではないでしょうか?かく言う私もその中のひとりです。
特にアンプシミュでギターを練習する時に「もっと迫力を感じたい!!」と思ってしまいます。やはり、自分が気持ち良いと感じる音で弾いた方がパフォーマンスも向上しますしね。
僕と同じように「迫力を感じたい」と思っている方は、是非ショートディレイを使ったダブリングを試してみてください!!
ダブリングさせよう!!
ショートディレイによるダブリング処理
ギタ−に限らず、特にレコーディングでは音の存在感を出すためにダブリングするのが一般的です。ギターに関してはエフェクトに頼らず、同じフレーズを何回も録って合わせることも多いと思います。
そんなダブリング処理ですが、アンプシミュ内でダブリングをすると音の迫力が一気に増して、弾いてて気持ちが良い音になります。ギターの練習もすごく捗りますよ。
アンプを2 系統使ってダブリングさせよう!!
実際にアンプシミュ内でダブリングさせる際は、アンプを2 系統使って片方にショートディレイをかけましょう。各アンプの音のPAN を左右に少し振っておくと、より迫力のある音になります。
この時のディレイの設定は出来るだけ短いディレイタイムにします。上記では1msec で設定しています。また、ディレイ音のDRY/WET の設定やトーンの調整で音の印象も変わりますので、ギターを弾きながら気持ちの良いポイントを探ってみてください。
※アンプ1 系統
※ショートディレイ適用
PAN を少し振っているので広がりも付加されていますが、ショートディレイ適用によるダブリング処理の方が音が太く迫力を感じます。
今回はPositive Grid BIAS FX Desktop / Professional を使いましたが、他のアンプシミュでも同様の事が出来ると思います。是非、試してみて下さいね!!(Positive Grid BIAS FX Desktop / Professional はめっちゃ音が良くてオススメです。)
あくまでギターの練習時に
上記のダブリング処理を行うとギターのトラックがモノto ステレオになり、楽曲の中で用いる場合は注意が必要です。ギターは基本モノトラックにしたいのであれば、やはり同じフレーズを弾いて足すのが良いでしょう。
また、得られる結果もその方が良いと思います。
ただ、ギターの練習時の自分のテンションを上げるために、このようにショートディレイでダブリングして迫力を出すというのはとても効果的だと感じます。良い音で弾いていると明らかにパフォーマンスが違うので。
僕は練習の最後にこのようなテンションの上がる音で毎回締めています笑。
あと、アレだ。たまにクリーンで弾いてゲンナリすることもry