最初のスケール学習に最適!!ペンタトニックから前進! ブルースで覚える大人のスケール・ワーク

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全力ギタリスト Yuuki-T です。

ギターの練習を始めると、どこかのタイミングでスケールについて興味が出てくるのではないでしょうか。

僕自身も最初は「ソロは弾かないし、スケールなんて別にいいんじゃね?」なんて思っていましたが、ギターにのめり込んでいくと共にソロを弾きだし、今ではスケールもちゃんと知っておこうと勉強しています。

遂にギターのスケール学習に手を付けたぞ!!
全力ギタリスト Yuuki-T です。 少し前に「ギター・ソロが弾ける指と頭を作る本」という教則本のレビューを書きました。 この教則本は「細かいことは抜きにして、ギターソロを実際に弾いてみる」という所に主眼が置かれています。なので、スケール...

基本的にギターの練習はひとりで行うので、この時に大事になってくるのが使用する教則本でしょう。自分のレベルに合っていて、練習していて楽しい教則本を選ぶのが吉ですね!!

ということで、僕のように「スケールがよく分からない」という方は是非、僕も使用しているペンタトニックから前進! ブルースで覚える大人のスケール・ワーク (CD付) (リットーミュージック・ムック) で学習してみてください!!

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スケールを学んで一歩前進しよう!!

この教則本はまずは基本となる(マイナー、メジャー)ペンタトニックスケールから始まり、メジャー、マイナースケール、ペンタトニックの応用(メジャーとマイナーの融合など)などを経て、さらに高度なモード系などを学ぶことが出来ます。

掲載されているスケールが多いことから、この教則本では「スケールがただ羅列されているだけではないか?」と心配される方がいらっしゃるかもしれないけど、スケールの説明はもちろん、6弦ルートや5弦ルートなどのポジションごとのポイントも掲載されているので、スケールに馴染みがない方にとてもオススメの教則本です。

特にポジションごとの説明では、使用できるチョーキングポイントや音使いのポイントなどが記載されており、課題曲はその大事なポイントを学習するような作りになっているので、とても理解しやすいですよ!!

まずは自分に必要なモノだけ手を付けよう!!

これだけスケールが網羅されていると全部やり通すのに結構な時間がかかると思う。以前も書いたけど、まずは自分に必要だと思うスケールのみ学習して、それ以降は曲のコピーなどに時間を回していこう!!

使いたいなと思った時に、そのスケールを覚えるようにしてください。そう思わなければ覚える必要はないと思います。

この教則本にも書かれているように、自分が使いたいと思った時に該当のスケールを学ぶような形にすると良い。ジャンルにも関係してくるけど、とりあえず初心者の方はペンタトニックとメジャー、マイナースケールぐらいで良いんじゃないかな。僕も教則本のモード以降は手を付けず、曲のコピーなどに今はより時間を割いているよ。

また、ギターはやっぱりペンタトニックスケールが基本になってくると思うんだけど、この教則本ではそのペンタトニックスケールに特に力を入れている。

多くのスケールが掲載されているけれど、使用頻度の高いスケールについてはちゃんと深く掘り下げているのが、この教則本のポイント。使用頻度がさほど高くないスケールにページ数を割くよりは、ペンタのようなよく使うスケールを深く学ぶためによりページ数を割いている方が実用的だよね。

そういった点で、この教則本はとてもバランスが良いと僕は感じてる。

楽曲をコピーして理解を深めよう!!

しょうがない面もあるんだけど、こういった教則本は課題曲のキーがCメジャーだったりと一定の場合が多い。なので、教則本をやり終えたとしても、楽曲のキーが違ったりすると、途端に「?」となってしまうことがある。

それを補うためにも、色んな曲をコピーしていき、コピーしながらスケールのポジションを把握していくと、この教則本でやってきたことの理解がめちゃくちゃ深まると思う。この教則本で学んだスケールのチョーキングポイントなどが実際の楽曲でバンバン出てくるので、モチーフとして記憶にも定着しやすい。

そういうのを繰り返すことで、どのようなキーであってもスケールが指板上で把握出来ている状態になるんじゃないかな?って僕は思っている。

また、コピーしている時にスケールのポジションなどで分からないことが出てきたら、すぐにこの教則本を見て理解出来るという強みもあるしね。

ただ闇雲にコピーするのではなく、こういったスケールをイチから学べる教則本で下地を作った上で好きな曲をコピーしていこう!!

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最後に

ペンタトニックから前進! ブルースで覚える大人のスケール・ワーク (CD付) (リットーミュージック・ムック)はページ数の都合上、各スケールを深くマニアックに掘り下げていく教則本ではありません。

ただ、使用頻度の高い基本となるペンタトニックスケールについては結構詳しく書いてあるので、そういった意味ではこの教則本で学んだことが実際の楽曲に反映しやすいと言えます。

多くのスケールが網羅されていながら実用度も高いというのが、この教則本の特徴でしょう!!

小難しい説明もまったくないので、初心者の方でも手に取りやすく、ステップアップしていく初期の段階としてスケールを学びたいと思っている方に最適な教則本ですね。