Logic Pro X のアルペジエータでスウィング感やランダマイズを付加してみよう!!

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全力ギタリスト Yuuki-T です。

先日、Logic Pro X に搭載されているMIDI FX のひとつ、アルペジエータについて書きました。

Logic Pro X のアルペジエータの「Live」モードでステップ入力でシーケンスを作成する
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Logic Pro X アルペジエータの「Grid」モードでシーケンスを作成する
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一般的なアルペジエータの特徴として、キッチリとした機械的なフレーズを生成するというのが挙げられます。ただ、そういったスクエアで鳴っているフレーズではなく、ある程度揺れているフレーズの方が良いという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、Logic Pro X のアルペジエータに搭載されているランダマイズの項目について見ていこうと思います。

アルペジエータに揺れを!!

アルペジエータの「Options」ボタンをクリックすると、グローバルな再生パラメータ設定画面が開き、ここでノートの長さ、ベロシティのランダマイズ、リズムの揺れ(スウィング感)などを設定出来ます。

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アルペジエータの開始ポイントに関わる項目も設定出来ますが、本テーマと異なるので今回は割愛します。

ノートの長さ、ベロシティをランダマイズしたい場合は、各項目の「Rondom」を調整し、ランダマイズの適用量を決めます。

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ここを調整することで、強弱にある程度揺れのあるフレーズが生成されます。リズムの揺れ(スウィング感)は「Swing」のパラメータから適用量を決めて下さいね。

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初期値50% でOFF の状態です。(これ、表示のバグではないか?と思ってる)

リズムの揺れ(スウィング感)についてはノートの長さ、ベロシティと密接に絡んでくるポイント。「Swing」パラメータのみで揺れを出すというよりは、全体を俯瞰して揺れを出すようにして下さい。