いぇ〜い!!音楽活動楽しんでるぅ〜??
みんな大好きパコ太郎(@project0t)だぜ!!
Maschine を使っている方って僕と同じようにビートメイクがメインだと思うんですよ。キックとかスネアとか、そういったリズムパートがメインって感じで。ただ、何故かリズムパートで使いたい機能がMaschine にはずっと搭載されていなかった・・・
そう、ヒューマナイズ機能がこれまでずっと使えなかったのだ笑。
なんだ?あれか?パッドを叩くのは人間だからヒューマナイズ機能なんていらないというツンデレ仕様っすか?てか、デレてないから、ただのツンツン野郎じゃねーか。
みたいなことを思いながら毎日パコパコと楽しんでたんですが、遂にMaschine v2.6 で搭載されましたよ!!ヒューマナイズ機能が!!
Maschine ヒューマナイズ機能について
ヒューマナイズ機能で揺らそうぜ!!
今回追加されたVariation Engine という新たな機能によって、作成したパターンに変化を加える事が出来ます。その変化のひとつが、ヒューマナイズってことだ。
新たに搭載されたVariation Engine のヒューマナイズ機能では、ベロシティとタイムシフト(グリッドからの揺れ)に対して適用する事が出来ます。ここら辺は一般的なDAW と同じかな。
“Velocity Range”でベロシティの下限と上限を設定、”Time Shift”で現在指定しているSTEP に対しての揺れ幅を設定する形。ただ、ここで問題になってくるのが、必ずベロシティの揺れが適用されてしまうってことなんですよ。
なんか微妙に使いづらい笑。
ベロシティにだけヒューマナイズ機能を使いたいのであれば、”Time Shift”をデフォの0% にして動かさないようにすれば良いんだけど、”Time Shift”だけを使いたい場合はそれが出来ない。必ずベロシティのレンジを選択しないといけない仕様なので、その選択幅でヒューマナイズがかかってしまうのだ涙。
よって、基本的にグリッドに対しての揺れに”だけ”ヒューマナイズを適用することが出来ない。痒いところに手が届かない機能だな、これは。
50% クオンタイズと併用することで良い感じの揺れになるというのに・・・
50% クオンタイズと併用してみよう!!
ヒューマナイズを付加する時って、変化量を小さくする方が多いんじゃない?あまりに大きな変化だと、本来のリズムとは程遠いガタガタな感じになっちゃうからね。
ただ、ヒューマナイズ機能でグリッドに対して揺れを付加する場合、”Time Shift”の変化量を大きめにして適用し、その後で50% クオンタイズでグリッドに少し戻すような使い方も実践してみて欲しい。
変化が大きすぎたとしても、50% クオンタイズを何回か実行する事でだんだんグリッドに近づいていき、良い具合の揺れになるポイントが見付かると思う。特に細かく刻んでいるパートに対して、この方法が結構オススメ。
あぁ、”Time Shift”にだけ使えるようにして欲しいなぁ・・・
ということで、自身が作成したパターンに対してヒューマナイズ効果を適用することが出来るようになった。ただ、”とりあえず付けました感”が若干あるので、今後のアップデートに期待したい。