僕がStylus RMX を使っていると、「音の感じは好きなんだけど、少しアタッキーなんだよなぁ・・・」という場面に結構遭遇します。
その際、ADSR やサンプルのスタートポイントを変えたりレイヤーしたり、EQ でアタッキーな部分をピンポイントでカットしたりアレコレやるんですが、なかなかうまくいきません。
何か良い方法ないかなぁ〜なんて思っていたところ、Sonnox TransMod を使えば一発解決するではないか!!ということに今更気付きました苦笑。(TransMod の存在自体を忘れていました・・・)
スタッフY を自称している私としたことが。こんな素敵なプラグインを放置していたとは。
このTransMod は素材のアタックの数msec 部分(トランジェント)を操作することで、アタックをより出したり弱めたり出来るプラグインです。
上記のMedia Integration さんスタッフブログのMixが上手くなるTIPS を見てもらえれば、このプラグインがどれだけ素敵か分かると思います。
という訳で、早速ビフォーアフターをドロップ。
※素材そのまま
※Sonnox TransMod でスネアのトランジェントを少し調整
具体的にはTransMod のレシオを少し下げてアタックをソフトにしてみた。
アタックがソフトになってリリースが伸びているね。
今回の効果は微々たるものだけど、この微々たる効果を出すにはトランジェントいじれるプラグインじゃないとかなり厳しい。こういう小さな効果の積み重ねがより良いトラックを作ることに繋がると僕は信じている。
TransMod 以外でもトランジェントがいじれるプラグインはあるので、Stylus RMX を使用する時はこういったプラグインを持っていると扱いやすくなると思うよ。