Waves H-Comp をバスコンプとして使ってドラムに一体感を出そう!!

スタッフY です。

自身の楽曲をミックスしている時に「どうも一体感がないなぁ・・・」と思われたことはありませんか?特にドラムに関しては、各パーツは最高なのに全体で鳴らしたらバラバラに聴こえる・・・ということが往々にして起こるんですよね。

バラバラに聴こえてしまう原因としては、各パーツのダイナミクスやリリースの違い(余韻部分)によるところが大きいと感じています。

それを解消するために、各パーツをまとめたドラムのバストラックにコンプを挿して一体感を出したいところですが、一体どのコンプを使えば良いのか・・・と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そのようにバスコンプについて迷っている方は是非、ミックスを行う上で定番と言われているWaves Gold 以上のバンドルに含まれているWaves H-Comp をバスコンプとして使用してみて下さい!!

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Waves – H-Comp Hybrid Compressor | Media Integration, Inc.

Waves H-Comp でドラムに一体感を出そう!!

Waves H-Comp の各機能については、我らの2913 さん(@SITE2913) の記事に詳しく書かれているので参照してみて下さい。

アナログ感溢れるWaves H Compはリリースの効きがとても良いコンプレッサーだった

ドラムに一体感を出すためにかけるバスコンプは、基本的には強くかけすぎないことが大事だと思います。ラウドなサウンドが欲しい場合は深くかけることもあるかもしれませんが、「一体感を出したいという」目的ではトゥーマッチなサウンドになってしまいます。

誰でも簡単に設定出来る特徴的なリリース設定

コンプ全般に言える話として、コンプはリリースの設定が難しいと言われています。特にバスコンプの場合は、リリースの設定を誤るとぐわんぐわんと唸るようなサウンドになったり、抑揚のまったくないサウンドになってしまう危険性があります。

よって、バスコンプとして使用するコンプではリリースの設定が簡単なモノを選ぶのが良いと感じていますが、その点、Waves H-Compテンポに同期した音符長としてリリースタイムを設定することが出来ます。

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これが本当に優秀!!これだけのためにWaves H-Comp をバスコンプとしてオススメしていると言ってもいいくらいですから笑。

リリースタイム(コンプが解除されるタイミング)がテンポと同期しているので、手動でリリースタイムをmsec 単位で設定するよりも、誰でも簡単に自然なリリースが設定でき、リリースが原因で処理音が破綻するということがほとんどありません。

一体感を出すバスコンプとして使用する場合は、楽曲のジャンルやテンポによりますが16 分や32 分付近を狙って微調整していくと良いと思います。音符長によるリリースの効き方の違いが分かりやすいので、設定もやりやすいでしょう。

程よく効かせるためにパラレル処理をしよう

今ではお馴染みになったDRY/WET の割合をWaves H-Comp ではMIX ツマミで調整することが出来ます。

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バスコンプは基本的には強くかけすぎないことが大事と述べましたが、ドラムにコンプを適用すると、どうしてもラウドになりがちなんですよね。それをこのMIX ツマミで原音との混ぜ具合を調整し、ドラムの音を落ち着かせましょう。

このようなパラレル処理を行うことで、簡単に程よい一体感を出すことが出来ます。

原音に混ぜることを想定して、最初からキツめにコンプをかけて失われた抑揚をパラレル処理で取り戻すというような使い方も可能ですが、一体感を出したい場合は、程よくコンプをかけた状態でパラレル処理をしていく方が良いでしょう。

全体の鳴り方に注意しながら、MIX ツマミを設定して下さいね。

最後に

Waves H-Comp は他にもANALOG ツマミによる質感の変化や、潰れたアタックを取り戻すためのPUNCH というトランジェントをいじれる機能など、他のコンプにはない特徴的な機能が備わっています。

ただ、いきなり全部を触ろうとせず、まずは上記までに挙げたリリースとパラレル処理のMIX ツマミを重点的に触ってみて下さい。これだけでも一体感を出すには十分な場合が多いです。

色々パラメータが備わっていますが、実は少ない操作で簡単に一体感を得られるというのが、バスコンプとしてWaves H-Comp をオススメしているポイントです。

慣れてきたら、ANALOG ツマミによる質感の変化なども楽しんでくださいね!!

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