Native Instruments MASCHINE には大量のワンショットサンプルが含まれているので、リズムを構築する上で不満はさほどないはず。強いて言えば、サウンド選びに時間がかかるぐらいかな笑。
ワンショットはMASCHINE のサンプラーに読み込まれ、そこでADSR とかピッチなどをエディットして音を追い込むことが出来ます。
この大量のサンプルだけでもお腹イッパイなのだが、MASCHINE では大量のサンプルだけでなく、ドラムサウンド専用のプラグインであるDrum Synths が付属されているので、音をイチから作ることも出来るのだ!!
MASCHINE に付属しているDrum Synths にはKick、Snare、Hi-hat、Tom、Percussion が含まれており、それぞれに対してドラムサウンドを生成するための最適なエンジンを選んで音を作る。
エンジンは各ドラムパーツの特性を踏まえたものなので、パーツによって変わってくるし、エンジンについても選んだものによってエディット出来るパラメータが変わってくる。
作りたいパーツのDrum Synths を選んで、イメージに近いエンジンを選択してエディットしていく形だね。
スネアに関しては、なんと9 つもエンジンが搭載されているので、本当に多彩なスネアサウンドが作れちゃうよ!!もちろんクラップもね笑。
ドラムシンセと聞くと、何かデジタル的な音を連想すると思う。もちろん、そういった音が得意分野なのだけど、実はアコースティックな音だっていけちゃう。
上記はDrumsynths のキックでアコースティックっぽい音が出せるMaple エンジンを使って作った音。プラグインで作ったって感じあまりしないでしょ?
もちろん、アコースティックな音はサンプルの方がリアルではあるんだけど、このように内蔵のプラグインで作れちゃうのだ!!
で、このDrum Synths の一番の強みは、ベロシティーにより音色が変化するということ。
エンジンによってアコースティックに向いているもの、エレクトロ系サウンドに向いているものとに分けれるんだけど、特にアコースティック向きのエンジンはベロシティーにより内部の音の処理が変わって音色が変わる。
スネアだったら強く叩いた時に皮がパンパン鳴るような、そういった本物に近い音色変化をするよ。
もちろん、Drum Synths による各パーツ毎のプリセットも含まれているので、イメージに近い音を選んでエディットするという使い方もOK。サンプルとは違い音源なので、エディットもやりやすいんじゃないかな。
さぁ!!上記を読んで興味ある人は一緒にMASCHINE デビューしよう笑。(前回と同じ文面