どうも!!どん底DTMer Yuuki-T です。
このブログでずっと綴っているように、バンドでまたブイブイいわせるためにほぼ毎日ギターの練習をしています。
と言っても、つまらん練習はしたくないので、好きな曲をコピった後、YouTube に上がっているコピった曲のライブ動画などに合わせてバンドのメンバーのような振る舞いで弾くというイメトレ込みの練習をしています笑。
このイメトレ練習はめっちゃ面白いので、是非皆さんもやってみて下さい^^
そんなコピー重視の練習をしている僕ですが、少し前から教則本による練習もしていました。
それが今回紹介する「ギター・ソロが弾ける指と頭を作る本 運指から感情表現までを実践的フレーズで楽しくエクササイズ! (CD付き)」という、ギターソロが苦手な人、嫌いな人、ギター始めたばかりの初心者にオススメな教則本です!!
楽しくギターソロを学ぼう!!
実は僕はギターソロに対して抵抗がありました。
ギターソロをずっと練習してこなかったというのが大きいのですが、曲を作る時もソロがないようにしたり、出来ることなら「ギターソロは弾きたくない」というギタリストです苦笑。
僕のような「ギターソロを弾きたくない」というギタリストはある程度いるんじゃないかな?と思っているんですが、弾けるけど弾かない or 弾けないから弾かない で大きく意味合いが変わってくる。
もちろん僕は弾けないから弾かない人だ(汗
前置きが長くなったけど、そんな僕がギターソロを練習するために手にとったこの教則本では、全部で4 章に分かれています。
- 奏法&スケール入門
- 感情表現のテクニック
- 有名曲でエクササイズ
- ジャンル別ソロの作り方
スケールの形やギターソロに必要な奏法(チョーキングとかビブラートとか)を練習した後に、それらを課題曲を通して定着させ、最終章で実際のソロの組み立て方を学ぶような流れになっている。
流れ的には他の教則本と同じように思えるかもしれないが、楽しく分かりやすくギターソロが学べるように、この教則本ならではの特徴があるのだ!!
スケールが必要最低限しか出てこない
この教則本では出てくるスケールが必要最低限に留まってる。メジャー(マイナー)スケール、ペンタトニックスケールぐらいしか本当に載っていない。ペンタに関しては+α(b5 とかドリアンをプラスしたり)も載っているけど。
実はこの点がこの教則本の特徴と言える。他の教則本だとスケールが色々と羅列され、「このスケールは実際の曲で使うことがあるんだろうか?」という場面によく遭遇する。ホールトーンスケールっていつ使うんですか?みたいな笑。
そんな今後使うかどうかも分からないスケールを学ぶよりも、この教則本では基本的なスケールを覚え、その上でそれを演奏するための表現付けにリソースが注がれている。
ソロを弾く際、ギターならではの表現が大事だと思う。チョーキングひとつとってみてもチョッピングの有無で印象はガラッと変わるし、伸ばしている音にかけるビブラートにしてもどう揺らすか?で印象は変わるはず。
数多くのスケールを学ぶよりも、いかにソロを歌わせるか。そういった表現付けに意識が集中するような構成になっている。
例題曲の難易度がある程度低く、弾いてて楽しい
こういったギターソロを学ぶような教則本にありがちなのが、上昇下降を繰り返すような機械的な基礎練習ばかりが載っているパターン。
もちろん、機械的なフレーズは運指の練習には最適だと思うのだが、こんな修行みたいな練習ばかりでは正直ダルい笑。
その点、この教則本は逆にそういった機械的なフレーズはほとんど載っていない。載っていたとしても小さくコラムのような形で紹介されているぐらいだ。
この教則本では「まずはギターソロを弾いてみる」ということを重視している。
載っている例題曲はギターやり始めた人でも練習すれば必ず弾けるようになれる曲ばかりで、難易度としてもそれほど高くないと思う。ただ、前述したように、あくまで表現付けあってのソロ。そういった細かい点を確認しながら取り組んでいくと、ものすごく技量が深まると思う。
また、例題曲はどれも飽きのこない弾いてて楽しい曲ばかり。教則本に載っている例題曲がクソでヤル気が失せるということは絶対にないはずだ!!
最後に
教則本で練習する前は「ギターソロってタルいなぁ・・・」と完全にネガティブな感情しかなかったし、練習しようにも機械的な上昇下降を繰り返してはギターソロはクソと思う完全に末期の状態だった笑。
それが、この教則本を通して今では「ちょっと弾いてみてもいいかな」と思えるようになった笑。それは決して音を並べるような練習ではなく、あくまでギターソロの表現に比重を置いていたからだと思う。
なので、僕のようにギターソロに抵抗のある方や苦手な方、ギター初心者の方などが最初に手にとって欲しい教則本なのだ!!
ギターソロが好きになれる魔法のような教則本だと僕は思う。
このようなギターが好きになれる教則本はあまり出会ったことがない。