前回、平野綾の明日のプリズムをコピった的な事を書いたんだけど、アウトロでギターソロがありました。弾いてみた感じ、「あぁ・・・弾けてない・・・もっと練習しないとなぁ」とダメージを負ってしまったが苦笑。
ギターソロをもっとプロっぽくしたいwwww ビブラートかけるとトチって弾けなくなってしまう笑。間抜けなソロだ・・・練習あるのみ!!
— R指定ギタリスト Yuuki-T (@project0t) 2015, 4月 26
ギターソロの音作りについては知識がある方ではなかったので色々調べながら行ったんだけど、その中でディレイの使い方が肝かな?という結論に至った。
ディレイひとつでキャラがかなり変わるんですよね。
太くしたいならショートディレイ
曲中で音が埋もれてしまうという場合や、ここは前にバンッ!!と出したいといった場合。
コンプとかEQ とかも絡んではくるんだけど、ショートディレイをかけて音をダブリングさせるというのが一番効果的だと感じた。
上記は僕が大好きなWaves のH-Delay。
ディレイタイムは聴きながら合わせる形になるけど、大体30msec 前後が目安になると思う。フィードバックはダブリングが目的なら最小値付近(ディレイ音が一回返ってくる感じ)にして、MIX で原音とディレイ音との音量バランスを取る。
ディレイ音が耳に付くなと感じたら、トーンコントロールでディレイ音のトーンをイジってもいいと思う。ダブリングの場合はトーンはいじらない方が前にガツンとくるけど^^
H-Delay の場合、左下部分のモジュレーションによってディレイ音に歪に似たモノを付加することが出来るので、そこで音のキャラを変えるのもアリだね。
このようなディレイによるダブリング効果で、ミックスでも埋もれない音になると思うよ。
アンビエント付加にはちょい長めのディレイ
上記のショートディレイの他に、ディレイタイムを長くすることでドでかい会場で弾いているような音にすることも出来る。
前回の記事では上記のようなディレイ設定。ダブリングではなくアンビエントを付加するような形だね。
この設定だと弾いててすごい気持ちいいから、自分に酔いしれる笑。
上記のダブリング効果とは違い、アンビエントを付加するような形ではディレイタイムはそれより長め、フィードバックも多め(4、5 回返ってくるくらいかな?)に設定する。MIX でバランスを取るけど、ディレイ音を多くすればするほど音が奥に引っ込んでしまう。
なので、曲を再生しつつ最適なMIX バランス(場合によってはフィードバックの設定なども見直してね)を取らないといけない。
ちなみに、今回は曲のBPM に同期させて(深いことは何も考えずに)付点8分のディレイタイムにしたよ。
で、ここで考えないといけないのが、ディレイをステレオにするかモノラルにするか。
今回はモノラルにしたんだけど、実は当初はステレオでピンポン的に返ってくる形にしてた。と言うのは、ギターだけ弾いてるとピンポンディレイがめっちゃ気持ちいいんだよね笑。
ただ、ディレイをステレオにすると、オケに混ぜた時にディレイ音がよく聴こえず、何かゴチャっとした感じになった。ここら辺は僕の技量ミスでもあるんだけど、モノラルにした方が扱いやすかったんだよね。
セオリーがよく分からないんだけど、とりあえずモノでもステレオでも適用してみて良い方を選ぶ形でしばらくいこうと思う。