Omnisphere 2 新たに追加されたブール演算検索機能でサウンド検索がより自由に!!

スタッフY です。

Spectrasonics Omnisphere 2 にはもの凄い数のパッチ、サウンドソースが含まれているので、それらから自分の目的に合った音を探すのがとても難儀ではないか?と心配になられている方もいらっしゃると思います。

Omnisphere の前バージョンでは数多くのジャンルやタイプによるタグフィルタリング、自分の好みに応じてレーティングを付けるなど、そこら辺はもちろん考慮されておりました。

さらに、今バージョンのOmnisphere 2 になってからサウンドマッチ機能など新たな機能が追加され、よりサウンドを探しやすくなっていると思います。

進化しすぎたOmnisphere 2の検索機能で未知の音を発見できそう

我らのこおろぎさんも上記のように書いて下さっていますね。

実は上記以外にも新たに追加され、意外と見落とされがちなサウンドのブラウジング機能があります。それが今回ご紹介するブール演算によるフィルタリングです。

論理演算 – Wikipedia

ブール演算によるフィルタリング

ブール演算とは所謂「OR」や「AND」などによる演算の組み合わせになります。今回のOmnisphere 2 からサウンドの検索フィルタリングに対して「OR」、「AND」、「NOT」による条件指定が出来るようになりました。

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上記画像で印のついている部分。この印が現在の演算を示しています。(上記では OR によるフィルタリングになっています)

デフォルトでは OR によるフィルタリングになりますが、これを AND にしたり NOT にすることで、より目的にあった音にアクセスしやすくなると思いますよ。

ということで、ひとつひとつ解説していきましょう。まずはデフォルトの「OR」から。

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Omnisphere でタグをフィルタリングする際、いくつも同時に選ぶことができ、「OR」ではcommand +クリックで複数選択することが出来ます。

上記ではType(タイプ)、Genre(ジャンル)に対して「OR」によるフィルタリングを行っています。上記の場合、タイプは3つの選択しているタグの「どれかに当てはまるもの」、ジャンルも3つの選択しているタグの「どれかに当てはまるもの」が検索フィルターを通って結果として表示される訳です。

「OR」では「または」と置き換えて頂けると動作が分かりやすいと思いますよ。

つぎに「AND」。

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「AND」はcontrol + command +クリックで複数選択することが出来ます。

上記はGenre(ジャンル)に対して「AND」によるフィルタリングを行っています。「OR」の時と違い、検索エリア上部の印が変わっているのが分かるかと思います。選択したタグのハイライトのされ方も違いますね。

「AND」によるフィルタリングでは選択したタグ「全部含まれるもの」が検索結果として表示されます。「AND」を「かつ」と置き換えて頂けると分かりやすいですね。まさにピンポイントで探し出したい場合に最適だと思います。

つぎに「NOT」。

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「NOT」はoption + command + クリックで複数選択することが出来ます。

上記はGenre(ジャンル)に対して「NOT」によるフィルタリングを行っています。これも上記2 つの場合と違い、検索エリア上部の印、選択したタグのハイライトのされ方も違いますね。

「NOT」によるフィルタリングでは選択したタグを「除外したもの」が検索結果として表示されます。「NOT」を「違う」と置き換えて頂けると分かりやすいですね。

「NOT」の場合は、「自分の求めている音色がどのタグが分からないけど、このタグではないな。」という時なんかに最適だと思います。

文字検索と組み合わせて使おう

上記のようにOmnisphere 2 からブール演算によるタグのフィルタリングが可能になりましたが、実はひとつだけ欠点があります。それは、1つのカテゴリーに対して1つの演算処理しか出来ないということです。

例えば、Genre(ジャンル)に対して、「OR」と「NOT」を同時に使うということが出来ません。

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ですので、ひとつのカテゴリーで同時にブール演算によるフィルタリング使いたい場合は、以下画像のようにそのタグを文字検索によってフィルタリングし、カテゴリー内でフィルタリングして下さい。

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実は上記画像のように文字検索についてもブール演算によるフィルタリングが出来ます。上記では文字検索で「Ambient」と「Film」をOR でフィルタリングし、ジャンル内で「Ballad」をNOT フィルタリングしています。

このように文字検索と組み合わせて使うことで、柔軟なフィルタリングが出来るのです!!

Omnisphere 2 では上記までのようにサウンドのフィルタリング機能が格段に向上しています。これらの機能を使ってサウンドをチョイスし、似た音をサウンドマッチ機能でフィルタリングするという使い方もイイですね。

今回のバージョンアップによってブラウジングについてかなり優秀になったと思います!!膨大なパッチに圧倒されそうになりますが、一生モノとして是非使ってみてくださいね。

Spectrasonics – Omnisphere 2 | Media Integration, Inc.

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