ループ素材が曲中でうまくハマらない時はループをズラしてみよう

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全力ギタリスト Yuuki-T です。

曲作りにおいてループ素材を使ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。僕自身もStylus RMX やEXS24 を使用して、ドラムの上に重ねるブレイクビーツや曲を艶やかにするタンバリン、シェイカーなどをよく足しています。

ただ、このループ素材がなかなかのくせ者で、曲中に読み込んで流してみると「なんか違和感あるなぁ・・・」という場合に結構遭遇するんですよね。

特にパーカッション系はループだけ聞いてると曲に合いそうなのに、実際に曲中で流してみると違和感を感じることが多いです。

その場合、リズムパターンを見直す必要があるんですが、いちいちスライスを移動させたりしてイチから組み直すのはなかなか骨の折れる仕事。もっと楽に合わせることは出来ないものか?

そんな時はループをちょっとだけズラしてみましょう!!

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上手くハマるポイントを探るような感じで、ループの開始点をちょっとずつズラしていきます。ナッジ系のキーコマンドを使うと楽ですよ。

ループをズラすことで「あっ、ハマった!!」と感じるポイントが出てくるんですよね。それは1 小節単位ではなくもっと短い長さかもしれない。どのくらいの長さがハマるかはその時々で変わりますが、そのハマった!って思えたところを起点としてループを回すようにすると、曲中で良い感じにループを組めます。

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上記画像はループをズラして上手くハマるポイントを探ったところ2 拍開始で上手くハマったので、それを1 小節単位でループするように1拍分を手動で補っています。

このようにループをズラしてハマった箇所を起点としてループを作成することで、イチから組み直すよりも効率良く曲にも馴染むループが組めます。

特にパーカッション系ではこのようなズラしが効果的なので、是非活用してみてくださいね。