音を”太くする”とか、”タイトにする”といった場合、コンプを使うよりもトランジェントシェイパーを使って調整した方が簡単に良い結果を得ることができる。ただ、これまで僕が使っていたトランジェントシェイパーの数々は、痒いところに手が届かないものばかりだったんですよね。
それがですね、Waves のトランジェントシェイパーSmack Attack で不満が全て解決してしまったっ!!
Waves のトランジェントシェイパー Smack Attack めっちゃヤベー!!トランジェントの形状選べたり他にはない独自の項目があるけど、Dry/Wet でパラレル処理出来るのが地味に良い!!ドラムバスに使ってみたら、適当に触っただけでラウドになった笑。 pic.twitter.com/aC4iJQzsu2
— Yuuki-T@毎週土曜DTMチュートリアル動画投稿 (@project0t) February 17, 2020
マジで、トランジェントシェイパーはこのSmack Attack ひとつで十分だよっ!!

すべてのトランジェントの力を解き放つ!!Waves Smack Attack
視覚的に確認できる視野性の高さ!!
とにかく、Smack Attack は視野性がハンパなく高い。そのおかげで、耳だけでなく目で捉えながらトランジェントの調整ができる。
Sensitivityを調整しよう!!
目で捉えながら調整できる一番のメリットは、トランジェントシェイプするサウンドを狙うことができること。
例えば、スネアに一般的なトランジェントシェイパーを使用すると、メインアクセントだろうがゴーストノートだろうがスネアの音全てに対してトランジェント効果がかかってしまう。ただ、このSmack Attack はトランジェント全体から一部のラウドな部分だけを捉えることができる!!
感覚的にはスレッショルドに近く、一部のラウドなサウンドのみトランジェントシェイプの対象にできる。そして、それに一役買っているのが前述した視野性の高さ。
つまり、波形を見ながら誰でも簡単に狙ったサウンドにだけトランジェントシェイプすることができるんだ!!
MIDI トラックでもオーディオ波形で確認できる!!
DTM を楽しんでいる方の多くがソフトウェア音源を使用し、オーディオ化しないでそのままミックスまで行う方も多いと思う。このSmack Attack の視野性の高さは、その場合でもいかんなく発揮される。
例えそれがMIDI トラックであったとしても、オーディオ波形として確認できるのだ!!
地味に素敵すぎる。
トランジェント形状を選択可能!!
視野性の高さ、その恩恵としてピンポイントで狙ったサウンドのみトランジェントシェイプすることができるのは分かった。じゃあ、肝心のトランジェント効果についてはどうなんだ?そんな声が聞こえてくる。
僕がこれまで使ってきたアタックやサステインのレベルのみのコントロールするトランジェントシェイパーと異なり、Smack Attackはトランジェントの形状(勾配)、長さまでピンポイントに調整することができる!!
特にサスティンの勾配が選べるのが地味に使える。
また、当然のようにトランジェント効果を目で見て確認できる。
トランジェント効果はオレンジ線で表示される。これによって、意図しないサウンドにトランジェントがかかっていないか確認しながら形状、長さを追い込むことができる。
調整がめっちゃ簡単。
パラレル処理させよう!!
なんでトランジェントシェイパープラグインにはWET/DRY の調整できないものが多いんだ・・・とずっと思ってた。強めにトランジェント効果を付加してパラレル処理させた方が絶対調整しやすいじゃん!!って。
その点、このSmack Attack は当然のようにパラレル処理できる!!
サスティンをやりすぎな程グワッと持ち上げてラウドにしたドラムをパラレルで混ぜていい具合に落ち着かせるとか、パラレル処理できるできないでサウンドメイクの幅が全然変わってくる。
素敵やん。。。
これひとつで十分!!
トランジェントシェイパーはSmack Attack だけで十分。それぐらいパワフルだし柔軟に調整できる。
とにかくこの使用感の良さは使ってみて初めて分かると思う。なので、是非手にとって使ってみて欲しい!!簡単操作で抜群の効果という、Waves プラグインのウリを感じてもらえると思うよ。