もう挫折しない!ギターの練習を習慣化するための6ステップを解説します

スポンサーリンク

ギターの上達には練習が欠かせません。

ただ、忙しい毎日の中で練習を続けることは難しい。多くの人が練習をサボり、気づけばギターが部屋のインテリアに・・・かつての自分がそうでした。

今回は、人気YouTuberハック大学ぺそさんが書かれた「人生が変わる ハック大学式 最強の習慣」を参考に、僕がギターの練習を習慣化するために取り組んでいることを共有したいと思います。

スポンサーリンク

ギターの練習を習慣化しよう!!

意志力だけではギターの練習は続かない

意志力だけでは、ギターの練習は絶対に続きません。

今日から毎日練習するぞ!と意気込んでも、「仕事が忙しいから」「なんとなく面倒だから」と途中で投げ出してしまう。僕自身がそうでした。

ギターの練習が続かない理由は、大きく2つあります。

  • 新しい習慣を始めることを嫌う
  • 苦痛よりも快楽を優先する

新しい習慣を始めようとすると、居心地の悪さからもとの状態に戻ろうとする。より快楽が得られるゲームやスマホに手を伸ばしてしまう。これら全て「脳」からの働きかけによるもの。この働きかけが強烈なため、僕たちの脆弱な意志力では到底太刀打ちできません。

そのため、ギター練習の習慣化には、「脳」からの働きかけを逆に利用する必要があります。

  • 新しい習慣だと認識させない
  • 快楽に相当する何かを用意する

ギターの練習を習慣化するための6ステップ

ここからは、意志力に頼らず、ギターの練習を習慣化するための6ステップを紹介します。

危機感を見つける

ギターの練習を習慣化するためには、強い危機感を見つけることが重要です。「動機」と言い換えてもかまいません。ちょっとした願望レベルではなく、本能的に「やらなきゃマズイ」と思えるかどうかが鍵になります。

僕は「自分からギターがなくなったら何も残らない」という想いが危機感になっています。それこそ、「仕事行って帰ってご飯食べて寝る」だけの、何のために生きているのか分からない状態にまで落ちてしまうと思っています。

自分を動かざるをえない差し迫った危機感があると、最後までやり抜く可能性が高くなります。

目的、目標、行動を設定する

明確な目的を持ち、それに基づいて具体的な目標と行動を設定します。

目的とは、それを達成したら、もうそれ以上に達成したいことはないというレベルのもの。

僕の場合、目的として「毎日が楽しい人生にする」を設定し、目的が達成できる目標として「常にギターがある生活」を設定、やるべき行動として「YouTubeに動画投稿」などを設定しています。

やることを明確にして、危機感ドリブンで行動しましょう。

タスクのハードルを下げる

実行するためのハードルを下げる工夫をしましょう。

僕のギターの練習時間は30分。短い時間でできる限り集中して取り組んでいます。

練習時間を短く設定することは、実行するためのハードルをできるだけ小さくすることに繋がっています。よくあるハードルの下げ方として、ギターを常に手元に置いておくというのもありますね。

練習を始める最初の一歩をできるだけ軽くしましょう。

やる気を引き出す報酬を設定する

「楽しい」「嬉しい」「もっとやりたい」といった、プラスの感情が湧き出るような「報酬」を用意しましょう。

危機感だけでは、次第にやる気が薄れてしまいます。危機感は初動では役に立ちますが、長期的なコントロールが難しいからです。

僕はYouTubeへの動画投稿が報酬になっています。新しい曲を覚えてオケを作り、それを弾いてYouTubeにアップする。動画をアップし終えた時の達成感は本当に凄い。脳内のドーパミンドバドバ。この一連の作業が楽しいから、ギターの練習が続いています。

ギターのモチベーションを上げるたったひとつのコツ
ギターを毎日弾くためにはモチベーションの維持が欠かせない。ギターに対するモチベーションが上がらず、ギターの練習が続かない方も少なくないと思います。 僕自身、以前はギターを弾くのが面倒で放置したり、プロフに書いてあるように、ギターを見るのが嫌...

逆に、YouTubeへの動画投稿に繋がらない基礎練やスケール練習等は、全くやっていません。

先に書いたように、脳は「苦痛よりも快楽を優先する」ため、「快楽に相当する何かを用意する」必要があります。やる気を引き出す報酬を設定し、快楽を用意してあげましょう。

長続きする仕組みを作る

習慣が長続きする「仕組み」を作りましょう。

これまでのステップで「危機感」「目的」「報酬」を設定しました。これだけでも習慣化に成功する確率は極めて高いですが、脳の拒絶反応に負けそうになることもあります。

そこで、習慣が長続きする「仕組み」が作れないか、考えてみてください。

例えば、ギターのオンラインコミュニティに入ってサボれない環境にするとか。先に書いた「タスクのハードルを下げる」というのも、仕組み化につながる取り組みのひとつです。

失敗から学ぶ

習慣化の失敗の原因を、感情ではなく行動ベースで解明しましょう。

「自分の意志力が弱いから」といった感情ではなく、「なぜ、続かなかったのか?」「じゃあどうするか?」といった行動ベースで考える。

ギターの練習時間は30分と書きましたが、それ以上練習すると身体が疲れてしまい、また弾こうという気持ちになれないから。「どうやったら毎日練習できるかな?」と考え、試行錯誤した結果、練習時間を30分にすると続けることができた。

「もうちょっと弾きたい」という気持ちを持ったまま練習を終える。これが僕にとって大事なことでした。

失敗からきちんと振り返り、自分専用の継続化のコツを作る。意志力の強化は難しくても、習慣化の失敗から自分をコントロールするための工夫を考え、実践することはできます。