ギターのサウンドメイクにオススメ!!EQプラグイン5選

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前回の記事で、ギターのEQポイントについて解説しました。

初心者のためのギターEQポイント徹底解説
今回の動画では、ギターのEQポイントについて解説しています。 ギターと一言で言っても、実際のサウンドは様々だと思いますが、”太くしたい”とか”抜けを良くしたい”といった場合のEQポイントは共通しているんですよね。 今回解...

ただ、前回の記事を見た方の中には、”EQポイントは分かったけど、どのEQを使うべきか分からない”という方がいらっしゃるかもしれません。

今回の動画では、ギターのEQ処理で僕がオススメするEQをいくつか厳選して紹介しています。

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ギターのサウンドメイクにオススメしたいEQ

アンプシミュ付属EQ

アンプシミュに付属しているEQは、主に実際のペダルエフェクターやラックエフェクトをモデリングしているものが多く、それらはギターに特化しているだけあって、ギターのサウンドメイクにめちゃくちゃマッチするんですよね。

そこで、是非アンプシミュに付属しているEQ、特にグライコを使ってみて下さい。

グライコは調整できる周波数帯が固定されている分、ゲインの上げ下げだけで調整出来るため、めちゃくちゃ使いやすいんですよね。また、ギターに最適化されているので、固定されている周波数帯もギターのEQポイントにマッチしています。

グライコのメリットは、何と言ってもサウンドを整えたい帯域に素早くアクセスできる点でしょう。

API 560

次に紹介するのが、APIというブランドメーカーのグライコにあたるAPI 560です。

このEQもグライコになるんですが、とにかくサウンドが素晴らしいの一言に尽きます。

周波数特性がギターのEQポイントにマッチしているのはもちろん、API特有のプロポーショナルQというものがあって、これはブーストまたはカットのゲインレベルが高くなればなるほどQ幅が狭くなっていく仕組みです。

EQのQ幅が固定ではなく、ブーストまたはカットのゲインレベルで可変的に動くと聞くと、なんだか使いづらい印象があるかもしれませんが、イメージ的にはQ幅の調整を自動でやってくれるような感じで、めちゃくちゃ音楽的な効き方をします。

グライコだからこそギターのEQポイントに素早くアクセスできる上に、API特有のサウンドキャラによってブーストした時に独特のドライブ感まで付いてくる。

この独特のドライブ感は先程紹介したアンプシミュ付属のグライコでは絶対に出せないので、アンプシミュ付属のグライコから一歩進みたい場合、このAPI 560がめちゃくちゃオススメです。

API 560 | Media Integration, Inc.
ブースト/カット量でQ幅を自動調整するAPI独自のプロポーショナルEQを搭載、精密な処理とアナログ感を兼ね備えたグラフィックEQ APIの1967年発売されたクラシック製品を基にした560 10-Band Graphic Equalizerは精密なフィルタリングと大きなヘッドルームをフィーチャーしており、サウンドを極限...

Kramer HLS Channel

次に紹介するのが、Waves Kramer HLS Channelになります。

アナログ機材をモデリングしたEQの中で、このような3バンドEQってそんなに珍しくはないと思いますが、周波数特性が一風変わってています。

例えば、低域のカットは50Hz起点からのカットしかできなかったり、ギターの美味しい帯域であるミッドから高域にかけては1つのバンドしか用意されていないので、例えば中域と高域を同時に処理するっていうのができないんですよね。

つまり、EQとしての自由度がめちゃくちゃ低い。

にも関わらず、僕はこのEQをギターのサウンドメイクで毎回必ず使っています。

まず、設定されている周波数特性がギターのEQポイントにマッチしているのはもちろん、注目すべきはその質感で、ちょっとシャリシャリっとした質感なんですが、この質感がギターにめちゃくちゃマッチします。特にブースト方向で使った時のこの質感によるギターサウンドの張り出し方は、他のEQでは絶対に得ることはできません。

このEQはとにかくブースト方向で使って、その独特の質感込みでサウンドメイクするEQだと思います。

Kramer HLS Channel | Media Integration, Inc.
ロンドン・オリンピック・スタジオで数々の歴史的セッションを生み出した、Heliosコンソールの色合い、サチュレーションを再現 伝説的なプロデューサー/エンジニアであるEddie Kramerと共に開発したHLS Channelは、Londonの有名なOlympic Studioにおける歴史的なセッションで使用したHel...

Waves OneKnob Phatter、Brighter

次に紹介するのが、Waves OneKnob PhatterBrighterです。

これまで紹介してきたEQはなんだかんだ自分で処理する周波数帯を見極めないといけないんですが、このOneKnob PhatterBrighterはそれすらも排除してて、やることはどれだけブーストするのかという一点のみです。

そうやって聞くと、なんだか大味で使いづらそうな印象があるかもしれませんが、ノブを回すことで内部的には処理する中心周波数が変わったりと、実は色んな要素が有機的に作用しています。そのため、ただノブを回すだけにも関わらず、めちゃくちゃ音楽的に動作するんですよね。

何も考えずにサクッと使えるEQを探している方は、是非このWaves OneKnob PhatterBrighterを使ってみてください。

OneKnob Phatter | Media Integration, Inc.
絶妙なカーブのローシェルフ・フィルターでボトム感を生み出す、Brighterと対になるOneKnobシリーズのベース・エンハンサー アナログ・スタイルのローシェルフ・フィルターを備えたベース・ブースターです。OneKnob Brighterと対になる、ファットでヘビーなサウンドを生み出します。ドラムやボーカルなど、音が...
OneKnob Brighter | Media Integration, Inc.
たった一つノブで、トラックの自然な明瞭さ・音抜け・空気感を高める、OneKnobシリーズのトレブル・ブースター ミッド・ハイ以上の帯域に明瞭さを加えるトレブル・ブースターです。トラックのミックス内での音抜けを良くしたい、音を明るくしたいときに使用してください。高い値(右側)に設定するほど、ブーストされる帯域が高域にシフ...

Waves H-EQ

これまで紹介してきたEQはグライコだったり周波数帯が固定されているアナログタイプのEQだったりと、EQとしての自由度がある程度制限されています。

だからこそ、迷いなく使えることに繋がるんですが、もっと自由度高くEQ処理したいという方には、次に紹介するWaves H-EQがオススメです。

このWaves H-EQはいわゆるパライコで、処理する周波数帯やQ幅など全て自分で決めて処理していきます。

パライコにはWaves H-EQ以外にも数多くのEQがあって、例えば、Logic Pro X付属のChannel EQもパライコになります。そういった数多くのパライコがある中で、何故このWaves H-EQをオススメするのか。

それは、ザックリとしたトーンコントロールとしても、ミックス時の細かい補正的なEQとしても使えるハイブリッドなEQだからです。

Waves H-EQはバンド毎にEQのフィルタータイプを選ぶことができ、ここでアナログコンソールを彷彿させるフィルタータイプを選んでザックリと処理したり、デジタルタイプのEQによってQ幅を狭くして細かな処理を行うということが、同時にできちゃう訳です。

自由度が高いため、慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、これだけ強力なEQは他にはないと思います。