ギター音作り解説 – EQ処理でギターサウンドを磨こう

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今回の動画では、ギターサウンドへのEQ処理について解説しています。

最近、YouTubeで「ギターの音作り良いですね!!」といったコメントをよく頂きます。実は、僕のギターの音作りはアンプシミュだけでなく、その後のEQ 処理がめちゃくちゃ肝になっています。

ここでは、チュートリアル動画の概要を書いておきます。

EQ 処理でギターサウンドを磨こう!!

本題に入る前に一番大事なこと

ギターのEQ 処理について解説する前に、一番大事なことをここで話しておきたいと思います。

それは、アンプシミュだけで自分が最高だと思えるようなサウンドをまずはキチンと作って欲しいということです。

これから解説するEQ 処理は土台となるサウンドをより良く聴かせるEQ が中心なので、アンプシミュで作った土台となるサウンドがグラついた状態だと、良い結果が得られないケースが多くなってしまうからです。

EQ の役割

ギターのEQ 処理には2種類あるということを意識するのが大事です。

ひとつが、音をより良くするEQ、で、もうひとつが楽曲内でミックスする上でのEQになります。

何故、ギターのEQ 処理について2つに分けているのか。

音をより良くするEQ処理とミックスする上でのEQ処理は意味合いが異なるので、それぞれにマッチしたEQ のタイプが異なるからです。

ギターにEQ をかける場合、そのEQ はギターサウンドをより良く聞かせるためのEQ なのか、それともミックスする上で必要なEQ なのか意識して処理して下さい。

EQ 処理実践

音をより良くするEQ 処理

音をより良くするEQ 処理では、普段からWaves のKramer HLS Channel を好んで使用しています。

今回は以下のギターサウンドを例にしてEQ で処理していきます。

まず、音の抜けをよくするために、2kHz or 2.8kHz をブーストします。イメージ的には2kHz は抜けると同時に温かみも増すようなイメージ。2.8kHz は温かみよりもピーキー感が付いてくるようなイメージですね。

今回はあまりピーキー感を出したくなかったので、2kHz をザックリとブーストしています。

で、抜けを良くすると少し重心があがってしますので、太さを足してバランスを整えます。

太さを足す場合、400Hz もしくは250Hz をいつもブーストしています。イメージ的には400Hz は音の太さや粘り、250Hz は音の鳴りやドッシリ感って感じです。

今回は粘りを出すために、400Hz をザックリとブーストしています。400Hz をブーストしたことで一気に重心が下がって太くなっているのが分かりますよね!!

最後に10kHz をブーストして空気感を足します。

このように、太さや抜け、空気感といったギターの美味しい帯域をよりよく聴かせるためにEQ を使います。

ミックスする上でのEQ 処理

今回は僕がミックスする上でのEQ を行う際の考え方を中心に書いていきます。

ミックスする上でのEQは基本はローカット、暑苦しい場合に厚み部分の300Hz – 500Hz 付近のカット、高周波ノイズが目立って聞こえてしまう場合にディエッサーなどで高域をカットと覚えてもらえれば良いと思います。

その他は正直、楽曲ありきになってくるので、棲み分けを行いたい場合に都度その部分をカットするという形ですね。

ただ、ミックスする上でのEQ は楽曲ありきのケースバイケースという形になってしまって、結局正解が分からなくて悩んでしまう方が多いと思います。そのような方は、是非iZotope Neutron のトラックアシスタント機能を使ってみて下さい!!

オススメはトラックアシスタント機能でStyle を”Balanced”、Intensity を”Low” に選択することです。

アンプシミュでの音作りと音をより良くするEQ 処理をしっかりやっておけば、Neutron 一発でミックスする上でのEQ は十分補えます。