クセがないという強烈な個性を持つリバーブ!!Sonnox Oxford Reverb

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いぇ〜い!!音楽活動楽しんでるぅ〜??

みんな大好きご利益ギタリストのピロ太郎(@project0t)だぜ!!

“クセがない”という言葉にどんなイメージを浮かべるかな?

人によっては”クセがない = 特徴がない”を連想するかもしれない。クセがあるからこそ特徴的で他と差別化できる訳だからね。だけど、その”クセ”が時に邪魔をする場合がある。

今回はクセがないという強烈な特徴を持つリバーブ、Sonnox Oxford Reverb を紹介するぜ!!

Oxford Reverb – Media Integration, Inc.

クセがないという強烈な個性!!

“クセがない”というと、普通は特徴がなくキャラが立っていないということに繋がる。だけど、Sonnox Oxford Reverb に限っては”クセのなさ”が逆に作用する。クセがないからこそ、僕達がイメージするリバーブそのままの響きが得られるからだ!!

リバーブを使って処理しようにも、なかなか曲に馴染まないという経験をしたことはないかな?

この馴染まないというケース。

リバーブの使い方が間違っているということもあるだろうけど、そもそもリバーブ自身にクセがあり、それが邪魔になって馴染まないというケースの方が多い気がしている。

その点、Sonnox Oxford Reverb はクセがないからこそ使いやすく馴染みやすいという訳だ。

極力パラメータは触らない

リバーブがなかなか馴染まない場合、なんとかして馴染ませようと色んなパラメータを触りだす。正直、リバーブというエフェクトは極力パラメータを触らない方が良いと感じている。

「えっ、それだと自分のイメージした響きが作れないじゃん!?」と思われたかもしれない。

そこはプリセットを活用するんだ!!

最初はプリセットから自分のイメージに合ったものを選んでほしい。その点、Sonnox Oxford Reverb には本当に使えるプリセットばかり収録されている。

そもそも、リバーブほど経験がものをいうエフェクトはない。そのため、色んなパラメータを調整してイメージに合う響きを作ることが難しい。

Sonnox Oxford Reverb も外観だけ見ると触れる箇所が多い。だからこそ設定を追い込んで多彩な響きが作れるけど、調整するのが難しいパラメータはプリセットに任せてしまい、いくつかの調整すべきパラメータのみ考慮した方が断然仕上がりが良い!!

では、調整すべきパラメータはどれか。

まずは2つだけ!!

まずは、Reverb Mixとリバーブタイムだけ。この2つのパラメータのみ集中して調整してみよう!!

Reverb Mixではアーリーリフレクションとリバーブテイルの割合を調整する。ザックリ言うと、リバーブテイルを増やせば増やすほど距離感が出るイメージ。そして、リバーブタイムでテイル部分の残響の長さを調整する。

やることはこれだけ。

自分のイメージに合ったプリセットを選び、Reverb Mix とリバーブタイムで響きを調整する。これだけで十分なリバーブサウンドが得られるはずだ!!

Sonnox Oxford Reverb が売りにしているEQ 部分はアドバンス的に使用しよう。

最後に

僕がSonnox Oxford Reverb を使う場合、上記のような使い方がほとんど。これが一番良い結果が得られる使い方だと思っている。

人によっては「えっ!?これだけ??」と思う方がいるはず。でも、僕達のMedia Integration のチュートリアル動画を見ても分かるように、基本的にプリセットから特定のパラメータを調整して使っている。

これだけの操作で誰でも簡単に良質なリバーブが得られる。それは、このSonnox Oxford Reverb に尖ったクセがなく、僕達がイメージするリバーブそのままだからだ。

リバーブに悩んでいる全音楽スキーにオススメしたい。一聴しただけで響きの良さに気付くはず。