【BIAS FX 2】音作り解説 – アルペジオに最適なふくよかに鳴るクランチサウンドを作ってみよう

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今回の動画では、Positive Grid のBIAS FX 2 使った音作りの一例として、アルペジオに最適なふくよかに鳴るクランチサウンドを作っています。

具体的には、以前演奏動画で弾いたONE OK ROCK のC.h.a.o.s.m.y.t.h. 冒頭のアルペジオに合うようなギターサウンドですね!!

今回はアンプで基本的なサウンドを作った上で、エフェクターによって質感と太さを加えています。

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BIAS FX 2 でアルペジオに最適なクランチサウンドを作ってみよう!!

アンプを選択しよう!!

今回の動画ではGuyatone のアンプをモデリングしているVintage Crunch を使っています。

トーンコントロール等調整していますが、ここでのポイントは収録マイクにコンデンサーマイクC414 を追加してふくよかさを足している点です。

マイキング位置をエッジ側にすることで、よりふくよかなサウンドを収録できます。

僕が音作りする際、このようにマイクを2本使ってそれらをブレンドしています。

オーバードライブで質感を変えよう!!

アンプの前段にオーバードライブをかましますが、歪ませるというよりもペダルのキャラによって質感を変えるという目的で使っています。

BOSS のオーバードライブをモデリングしているVintage Overdriveを、僕は好んでいつも使っています。中域がギュッと圧縮されるような質感が特徴的で、ギターの美味しい帯域をより良く聴かせることができます。

ペダルの歪は抑えながら、程よい出力を保ってアンプの歪を活かすようなセッティングで使っています。

コーラスで太さを加えよう!!

基本となるサウンドはこれでほぼ完成なんですが、ここに隠し味としてコーラスを加えます。

コーラスと聞くと音を揺らすとか広がりを出すとか、そういったイメージを持たれるかもしれませんが、ここでの目的は太さを加えるということになります。

コーラスにも色んな種類があってキャラが異なるんですが、Magic Vibe というペダルを気に入って使っています。うっすらとコーラスをかけて太さを加えるようなイメージで使いましょう!!

空間系を加えよう!!

最後にディレイや空間系を加えて完成です。

楽曲への馴染み方を考えて、普段から空間系はAUX トラックにSEND する形で使っています。