いぇ〜い!!音楽活動楽しんでるぅ〜??
みんな大好きご利益ギタリストのピロ太郎(@project0t)だぜ!!
デジタルオーディオ万歳の今だからこそ、世の音楽スキーが求めているのは味付けするプラグイン。みんなもコンソールシミュとかテープシミュなどのアナログライクなプラグインを使ってるんじゃないかな。
僕はというと、普段からMaschineでパコってることもあり、ずっと“レコードに針を落として再生したようなヴァイナルサウンド”に憧れていた。あの心地いいノイズ、レコード特有のいなたい感じ。それらを付加できるプラグインをいつか使おうと考えていた。
ってことで、今回はヴァイナル特有の味付けが欲しい方に超絶オススメするWaves のAbbey Road Vinyl を紹介するぜ!!

Abbey Road Vinyl でビンテージの暖かさを!!
Abbey Road Vinyl の外観が圧倒的で触れる箇所も多いため、調整するのが難しいと思うかもしれない。
確かにフラッター効果による揺れなど設定を追い込むことで、よりリアルなヴァイナルサウンドを得ることができる。ただ、最初はそこら辺の調整は全てスルーしてみて欲しい。
このプラグインで触るポイントはズバリ上部のみ!!
この部分のみでヴァイナルサウンドが存分に楽しめるぜ。
自分好みのヴァイナルな味付けを作ろう!!
まず、味付けに直結する部分。ここでは倍音付加、トーンコントロールを行う。
TG Desk をON にすることで、TG12410 マスタリングコンソールを通したサウンドになるらしく、音がグッと締まる印象。インプットレベルを上げて突っ込み気味にすることで、気持ちいい飽和感も得られる。
そして、TG12410 マスタリングコンソールを通したサウンドに対してレコード、ターンテーブル、カートリッジの組み合わせを切り替えることで、様々な音色変化を楽しむことができる。
ここでは、あまり深く考えないで気軽にレコードの種類やターンテーブル、カートリッジを切り替えて欲しい。色々な組み合わせを試して、自分好みのヴァイナルサウンドを見付けて欲しんだよね。
僕は色々組み合わせを試した結果、ターンテーブルもカートリッジも”DJ”を選ぶことが多い。
他と比べて音の高域が立つ印象で、それが良い音と判断しているのかもしれない笑。逆に重心を落としたい場合は、デフォルトの設定に落ち着くことが多いかな。
自分好みのヴァイナルな味付けが作れる。これこそ、このプラグインの強みだね!!
音楽的なノイズを付加しよう!!
“味付け”をイメージするとどうしてもトーンとか倍音に視点が行きがち。でも、こいつの一番気に入ってることは、ヴァイナル特有のノイズを付加できることなんだ!!
レコードに針を落とした時に”パチパチ”いうじゃん。アレをAbbey Road Vinyl では簡単に作り出すことができる。僕がこのプラグインを使う理由はこのノイズにあると言ってもいい。
ヴァイナル特有のノイズにも色々あって、前述したクリックノイズの他にクラックノイズなどある。Abbey Road Vinyl ではそれらのノイズを自由に付加出来るんだ!!
ノイズって敬遠されがちなんだけど、耳障りなノイズと音楽的なノイズはまったく別物。ここでいかに音楽的なノイズを足せるか、マジでセンスが問われているような気がしてならない笑。
デモ
マスターにAbbey Road Vinyl を挿して味付け、ノイズを付加してる。まだ音とノイズが分離してる感があるので、ココら辺を改善していきたい。
ただ、ノイズがなかったら本当にスッカスカになるんだよね、コレが笑。
最後に
他にフラッター効果や歪みの付加、スローダウンのような特殊な効果が出せるけど、とりあえずそれらはムシでいい。まずはヴァイナル特有の味付けとノイズを深く味わって欲しい。
特に、僕のような生音主体でビートメイクしている方はヴァイナルサウンドを味わってみたいと思っているはず。
そんな人にこそベストマッチするプラグインだと思うよ。