皆さんは曲を作る際、ドラムの定位を「ドラマー視点にするのか。観客視点にするのか。」どちらを選んでいますか?
僕は観客視点でハイハットは右、タムはハイタムからロータムにかけて右から左に、というような定位のさせ方をすることが多いですが、使っているドラム音源はほとんどがドラマー視点なので、これを観客視点に変えないといけない。
FXpansion BFD 3 の場合は、これがボタン一発で切り替えれてすごく便利!!
各キットはもちろん、オーバーヘッドやルームに含まれている音も瞬時に切り替わってくれる。
で、ガンガンぶっ叩くようなドラムにしたい場合に重宝しているXLN Audio Addictive Drums 2 は、この点が若干面倒。
Addictive Drums 2 での視点変更
Addictive Drums 2 にはBFD 3 のような切り替え機能がないので、全て手動でやる必要がある。
各ピース単体に関してはミキサーで定位を変えればいいけれど、オーバーヘッドやルームに含まれている各ピースの定位については、EDIT ページから反転させてやる必要がある。
デフォルトだとEDIT ページのキットピース選択画面上で、オーバーヘッド、ルーム共に上記のようなオレンジ色のパラメータになっていると思うので、こいつを下にドラッグすることで青色のパラメータに変える。
これでオーバーヘッドやルーム音がドラマー視点から観客視点に切り替わる。
これを反転させたいピースで順次やっていけば、観客視点の完成。ここでは定位の広がり具合も調整できるので、必要に応じてレベルと共に調整すると良いかもしれない。僕は広がり具合については基本MAX 100% だけど。
キックとスネアは基本的にセンターだと思うので、その他のキットでやっておこう。