スタッフY です。
ギターを弾く際に必ず立ち上げるプラグイン、Positive Grid のBIAS Amp Desktop / Professional。なんとなく玄人志向を漂わせるプラグインですが、その出音の良さはマジでピカイチです!!
先日アップしたギターピロピロ動画では、もちろんオールBIAS Amp Desktop / Professional でギターを掻き鳴らしています。
@PositiveGrid_JP 全トラックBIAS AMP 使いましたっ!!めっちゃサイコーですフォー!! → SUM 41 – The Hell Song [GUITAR COVER] with SOLO by Yuuki-T https://t.co/JlKlZ4o3Eq
— ご利益ギタリスト ピロ太郎 (@project0t) 2017年6月11日
ただ、この愛して止まないプラグインでも改善して欲しい点がチラホラある。そのひとつが、キャビの収録に使えるマイクの数。Shure とAKG・・・というか、ダイナミックマイクとコンデンサーマイク1種類ずつしか選べないという漢仕様!!
これだけ出音が良いんだから、もっと多彩なマイクを使用して色んなキャラを楽しみたい。僕は、そう切に願っておるのです。
キャビネットのIR データを活用しよう!!
ただ、現状それが出来ないので、違った形でキャビ部分のキャラを楽しもう!!ってことが今回のメインテーマ。そこで活用するのがキャビネットのIR データ。
IR(インパルスレスポンス)については、DTM を楽しんでいる方の中でも聞いたことある方が多いんじゃないでしょうか?リバーブでよく聞きますよね!!IR を使用することで、キャビネットやマイクの成分を付加出来るわけです。
その生っぽさやたるや!!
実際にマイクを立ててキャビから出る音を収録すると、マイクの位置によっては空気感を含んだ豊かなサウンドになります。その豊かな空気感もIR データに含まれていることがポイントですね。
音作りする上でのキャビネットの重要性
アンプシミュでの音作りに悩んでいる人の中に、キャビネット周りの設定が後手になっている人っていないかな?アンプシミュでの音作りでは、キャビ周りの設定によって音の善し悪しが色濃く出ると感じてる。
例えば、ブリッジミュートをズンズン効かせた音が作れない方の多くが、アンプのヘッドを変更したり、よりゲインを得て過度に歪ませようとしている。もちろん一定量の歪みは必要なんだけど、ただ歪ませればいいって訳じゃないんだよね。
ここでは歪を足すよりも、豊かな出音になるようにキャビを調整した方が良い結果が得られることが多いのだ!!
ただ、そのキャビネット周りの設定が難しかったりする。マイクの組み合わせや位置調整など考慮する点が多いので、慣れていないと堂々巡りになってしまう。
それを、キャビネットのIR データを使用することで一発で解決出来るってこと。しかも、誰でも簡単に導入出来ちゃうんだから、これはもう使うっきゃないでしょ!!
BIAS Amp でIR データを使ってみよう!!
BIAS Amp Desktop / Professional でIR データを使うのはすごく簡単。
キャビのプルダウンメニューから「IR Loader」を選択。表示されたIR Loader のLoad からIR データを読み込もう!!BIAS Amp Desktop / Professional で扱えるIR データはWAV 形式になるよん。
終わりに
IR データを用いた音作りでは、複数のIR データを読み込んでバランスを取ることが多い。複数のマイクをブレンドするような感じだね。ただ、このBIAS Amp Desktop / Professional では基本的にひとつのデータしか読み込めない。
まぁ、そういう時はmixIR 2 のような専用のプラグインを使うべきってことだね。
無償有償問わず、自分の気に入ったIR を是非探して使ってみてね。