オーディオIFのダイレクトモニタリングとレイテンシーについて

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最近、訳あってBIAS Mini Guitar を実践導入しています。プラグインで完結できる利便性に心奪われ、ここ1、2年はずっと押し入れで眠っていました。

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実機を使う場合、DAW で録る音は「かけ録り」になるため、レコーディング後に音を作り変えることやリコールが難しい。プラグインで完結するよりも利便性が損なわれますが、それを補って余りあるメリットもあります。

そのひとつが、オーディオIF のダイレクトモニタリングによるレイテンシーの回避です。

ダイレクトモニタリングとは、オーディオIF に入力した音をPC やMac を介さずに直接モニタリングする機能。「PC やMac を介さずに」というのがポイント。パソコンの内部処理に依存することなく直でモニタリングできるため、レイテンシーを回避できます。

ただ、オーディオIF によってはダイレクトモニタリング機能が付いていない機種もあるらしい。ギターのレコーディングだけでなくボーカル等でも使えるため、オーディオIF を選ぶ際に気にしてみてください。

ちなみに、僕が使っているSolid State Logic SSL 2 は、パソコン内部の音とオーディオIF の入力音の割合を決めるタイプです。

このタイプの場合、パソコン内部の音とオーディオIF の入力音のバランス調整がノブひとつでできます。ダイレクトモニタリングを使いたい方にとって、すごく便利な機能だと思います。