自分だけの実機オリジナルアンプを持とう!!BIAS Mini Guitar レビュー

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自分のギターヘッドアンプを持つことにやっぱり憧れる。

ただ、DTM 全盛の今、宅録メインの僕がヘッドアンプを買うなんてナンセンスだと思ってるんですよ。Positive Grid のBIAS Mini Guitar を除いては、ね。

Positive Grid のBIAS AMP 2 が好きすぎて買ってしまった!!笑。

BIAS Mini Guitar | Media Integration, Inc.
    BIAS Head・Rackの先進的コンポーネント・エミュレーションによるオーセンティックな真空管アンプの質感、ワイヤレス接続などの機能なそのままに、BIAS Miniは、より小さく・軽量なユニットを実現しました。わずか2.4kgに満たない軽量な筐体に300Wのパワーアンプを搭載。レコーディングセッションからラ...

自分だけの実機オリジナルアンプを持とう

そもそも、実機のモデリングアンプ(アンプシミュ)としてKEMPER やAxe-Fx 等がある中で、なぜBIAS Mini Guitar を買ったのか。

その辺り含め、使用感等書いていきたい。

自分オリジナルのマイアンプを持つ

KEMPER やAxe-Fx などモデリングアンプって色々あるんだけど、それぞれコンセプトが違う。

KEMPER のコンセプトは”実機アンプのコピー機を作る”だし、Axe-Fx のコンセプトは”エフェクト含めたトータルで良い音を出す”だと思ってる。

そして、今回購入したBIAS Mini のコンセプトは“自分だけのオリジナルアンプを作って持ち歩く”だと思っている。

上記動画のMUCC ミヤさんがやっているように、アンプ内部をカスタマイズして自分好みのトーンに仕上げ、自分だけのオリジナルアンプが作れるというのが、このBIAS Mini Guitar の他製品にはない最大の特徴になる。

また、KEMPER やAxe-Fx と異なり、実機がハーフラックに収まる大きさで重量も抑えられているため、普通にギグバッグに入れて持ち歩けてしまう!!

自分オリジナルのギターアンプが自宅でもスタジオでも環境問わずどこでも使えちゃうという柔軟性。めっちゃスゴイ。

アンプのカスタマイズって難しくね?

アンプ内部の真空管を変える云々って、マニアックで難しそうという印象を抱くかもない。

Positive Grid が用意しているAmp Match 含めたプリセットが超優秀なので、まずはそこから好みのアンプを選びカスタマイズしてみて欲しい。自分の好きなトーンに仕上げる際のカスタマイズって本当にちょっとした変更で十分なんだよ。

カスタマイズ例

僕が気に入って使っているMarshall Silver Jubilee のプリセットを使って実際のカスタマイズ例を示すね。

BIAS AMP 2 のMarshall Silver Jubilee が超イイ!!
これまでMarshall のアンプに対して、"張り付くような独特の高域"が相まってドンシャリなイメージを持っていました。そのため、中域にコシがある音が好きな僕は、Marshall はずっと避けていたんですよね。 ただ、僕が大好きなON...

※カスタマイズ前

上記はプリセットそのまま。正直、これだけでもめっちゃ良い音!!プリセットが超優秀だということがよく分かるんじゃないかな。

でも、中低域から中域にかけた飽和感みたいなの足して重心を少し下げたくなったので、アンプ内部の設定を変えて出したいトーンに仕上げてみた。

※カスタマイズ後

どう?

アンプのキャラは保ちつつ、重心が少し下がったよね!!

アンプ内部の設定としては、プリアンプ後段の真空管を12AX7 から12AT7 に変更し、トランスフォーマーをBritish からFAT に変更しただけ。12AT7 に変更したことで少し丸みを帯び、FAT に変更することで音像が大きくなるようなイメージかな。

あとは実際のギターアンプの音作りと同様に、アンプ前面(BIAS Mini Guitar のつまみ)でプリアンプとパワーアンプの歪具合を調整する。

カスタマイズって本当にこれだけで良い。難しく考えなくていいよ。

レイテンシーゼロの恩恵

ここからは実際に使用した感想を書いていきたい。

まず、レイテンシーを一切感じない。

実機とはいえ、内部で処理しているはずなのでレイテンシーは発生していると思うんだけど、それをまったく感じないんだ!!とにかく音の反応が良い!!

驚いたのが、上記でツィートしたようにBIAS Mini Guitar で弾きまくった後、Logic でこれまでのセッティングでプラグインとして弾いた際にレイテンシーを感じたこと。プラグインのアンプシミュを使用していてもこれまでレイテンシーを特に感じなかったのに、それを感じてしまったんだ。

BIAS Mini Guitar の音の反応が良いということの現れだと思う。

自分が聴いている音が演奏にフィードバックされるので、良い演奏には良いモニター環境が不可欠。このレイテンシーゼロの反応の良さによって、自身のギター演奏がより良くなるのは勿論のこと、特に強調したいのは弾いててめっちゃ楽しいってこと!!

弾いててめっちゃ楽しいって、楽器を演奏する上で一番大切。

アンプライクな生々しい音質

レイテンシーゼロで反応が良いからだと思うけど、BIAS Mini Guitar のサウンドはプラグイン版のBIAS AMP 2と比べて音が一歩前に出てくるイメージ。

また、音は良い意味で生々しいの一言。

本当にアンプの実機を鳴らしているような感覚だね!!

ギタリストにこそ使ってほしい

BIAS Mini Guitar にはBIAS FX のようなエフェクト機能は搭載されていない。

以前から思っていたけど、Positive Grid は絶対ギター大好き人間が集まっている。で、ギター大好き人間からすると、”は?ギターヘッドにエフェクト機能なんていらんわ”ってなると思うんだよね。

そう。BIAS Mini はコンパクトエフェクターを組み合わせることで、ギターアンプライクなポテンシャルがより発揮されるんだ!!

例えば、ブースターを使用して過入力することでより深い歪を得ることが可能だし、コンパクトエフェクターのキャラを生かした音作りが出来る。

BIAS Mini Guitar はDTM を楽しんでいる”人”というより、DTM を楽しんでいる”ギタリスト”にこそ使って欲しい!!

DTM メインだと全て内部で完結出来るため、コンパクトエフェクターを活用する場面がほとんどない。それを今、BIAS Mini と共に活用するんだ!!押し入れで眠らせておくにはもったいないよ。

最後にひとこと

元々は、ギター演奏動画でライブのようにコンパクトエフェクター含めて音を作って演奏したいという想いから、BIAS Mini Guitar を購入した。

手元に届いて音を出してみると、反応含めた出音の良さに驚いた。

僕のギターライフがさらに楽しくなっている。

自身の音楽活動が楽しくなる機材ってなかなかないんじゃないかな。