全力ギタリスト Yuuki-T です。
先日、我らのLogic Pro X が10.2.2 にアップデートされました。リリースノートを見た限りではバグフィックス中心で安定性が増した感じですね。
僕の環境ではあまりバグに遭遇することはありませんでしたが、ただひとつだけ。これは直してくれ!!と思うバグがありました。リリースノートではそのことが触れられていませんでしたが、アプデしてみたところバグが直ってた笑。
スマートクオンタイズのQ-AntiFlam について
少し前にLogic Pro X 10.1 から追加された新しいクオンタイズ方式、スマートクオンタイズについて書きました。

従来のクオンタイズよりも音楽的なので、特にMIDI 鍵盤を弾いてREC する方はこちらのクオンタイズを使った方がより自然な響きが得られると書きました。ただ、演奏者の演奏が色濃く出てしまうので、鍵盤に疎い方だと意図したクオンタイズ結果にならないこともあります。
そこで思う訳です。
グリッドに沿った従来型のクオンタイズとスマートクオンタイズを合わせることは出来ないものか?と。
実はLogic Pro X ではそれが可能になるQ-AntiFlam というパラメータが備わっていましたが、僕の環境ではそこを触るとLogic が必ず落ちるというバグがありました。それが今回のバグフィックス中心のアプデで直っていた!!
従来型とスマートクオンタイズのいいとこ取りをしよう
Q-AntiFlam はリージョンインスペクタ内から設定します。
クオンタイズ方式をスマートクオンタイズに変えると、詳細タブ下にQ-AntiFlam の設定箇所が表示されます。ここで従来型のクラシッククオンタイズとスマートクオンタイズの混ぜ具合を調整でき、値を高くしていけば、どんどんグリッドに沿うようなクオンタイズになります。
スマートクオンタイズではリズムがヨレているように聞こえるなど、演奏が色濃く出過ぎてしまっている場合は、このQ-AntiFlam でグリッドにある程度沿いながらも音楽的なフィーリングが残るクオンタイズが可能となります。
まさに従来型のクラシッククオンタイズとスマートクオンタイズのいいとこ取りって感じですね!!