真のオールインワンになった！！Positive Grid BIAS FX 2

Positive Grid のBIAS FX 2 を導入しましたっ！！

BIAS FX 2 では、数多くのアンプ、エフェクターの追加、新機能のGUITAR MATCH に目がいくと思う。でも、このプラグインの進化した一番の注目すべき点はソコじゃない。

“再設計された高解像度のDSPエンジンによる音質の向上”

BIAS FX 2 を立ち上げてギターを鳴らした瞬間、「あっ、コレ、マジでヤベーッ！！」と思った。それぐらい、初代と音質がまるで違うし、本当の意味でコレ1 台で完結できるオールインワン・アンプシミュになった！！

音質向上によって真のオールインワンになったBIAS FX 2

実は、初代BIAS FX の位置付けは、“BIAS AMP 2 でカスタマイズしたアンプとBIAS Pedal でカスタマイズした歪みを組み合わせるためだけの箱”っていう、身も蓋もないモノになってた。

とにかく、収録されているアンプやエフェクターの音が味気ない。

これだったら、BIAS AMP 2 やBIAS Pedal でカスタマイズした自前モジュールを使ったほうが全然良い。空間系も別のプラグインを使っちゃうので常にオフだし。

初代BIAS FX だけでは音の見劣りを感じてしまうので、BIAS AMP 2 やBIAS Pedal をインテグレートして使わないとオールインワンになれないジレンマがある。そのため、万人にオススメ出来るプラグインではなくなってしまった。

そんなこんなで、今回導入したBIAS FX 2。

軽い気持ちで立ち上げて適当にプリセット選んで鳴らしてみたら、どれもこれもスッゲー良い音鳴るんですよ！！サウンドエンジンが変わったというのは知ってたけど、ココまで変わるの！？って感じ。

僕が購入したElite 版で収録されているアンプは、なんと100 種類！！

音質向上を一番感じたのが、このアンプ群。とにかく、音が生々しく目の前で鳴っている感があり、BIAS AMP 2 に収録されているプリセットに肉薄する勢い。

初代BIAS FX のアンプサウンドは平坦な感じで、一言で言えば”のっぺり”してた。それが、BIAS AMP 2 になって立体感が出てる。

これって、めちゃくちゃ大事。

土台となるアンプサウンドが良くないと、どれだけ良いエフェクターを使おうが限界がある。だから、僕は初代BIAS FX のアンプを一切使わず、インテグレートしたBIAS AMP 2 を使ってた。

収録されているエフェクターの数もエグい！！初代から比べると、モジュレーションやディレイがとりわけ多く追加されている。

これまでは、BIAS Pedal をインテグレートして使ってたけど、その必要もないぐらいに音が良い！！

当然、収録されているエフェクターの音質も向上していると思うけど、この点は前述するアンプの音質向上がデカイ気がする。やっぱり、土台となるアンプサウンドがあってのエフェクターだと思うから。

膨大なアンプ群、膨大なエフェクター群。これだけ数が多いと、一体どれを使ったらいいの？ってなるはず。ギターの音作りに慣れていない方は、特にそう思うんじゃないかな。

その点はご安心を。

BIAS FX 2 に収録されているファクトリープリセットが、どれもこれもスッゲー良い音なんですよ！！

ジャンル毎にカテゴライズされており、プリセットのブラウジングも向上というオマケ付き。

冒頭で”ギターを鳴らした瞬間、「あっ、コレ、マジでヤベーッ！！」と思った”って書いたけど、どのプリセットを選んでも”マジヤベー！マジヤベー！！”って連呼してた。それぐらい、今回のファクトリープリセットはどれもクオリティーが高い。当然、ToneCloud で公開されているプリセットも激アツ。

音作りに関して言うと、気に入ったプリセットから追い込む形をオススメしたい。

初代BIAS FX はBIAS AMP 2 とBIAS Pedal のインテグレートありきと感じていたけど、BIAS FX 2 になってコレ1 台で完結できるオールインワン・アンプシミュになった！！

言葉は悪いけど、正直Guitar Match なんてどうでもいい。僕にとって、BIAS FX 2 だけで完結できるようになったというのが物凄く大きいから。

アンプシミュを持っていない人や買い替えを検討している人は、是非BIAS FX 2 を使ってみて欲しい。

本当に万人にオススメしたい。