僕が愛用しているアンプシミュレーターBIAS FX 2 がまたアップデート!!今回は新しいアンプやエフェクトの追加、念願のApple Silicon対応等が行われています。
BIAS FX 2 最新アップデート情報
Ver 2.7.0 2023/11/2・1種類のアンプを追加
・1種類のキャビネットを追加
・3種類のエフェクターを追加
・Tone Link機能追加
・Apple Silicon対応https://t.co/vysNOidiyv#BIASFX2 #PositiveGrid pic.twitter.com/xCRLudqJXY— Positive Grid 日本公式アカウント (@PositiveGrid_JP) November 2, 2023
BIAS FX 2 Ver 2.7.0 アップデート内容
新たなアンプ、エフェクターの追加
Lo-Fi 系の音作りが楽しめるアンプ、キャビネット、エフェクターが追加されています。
Positive Grid オリジナルのアンプ「RetroSonic Sampler」とキャビネット「SLO 4×12」は、優しくまろやかな音が特徴。Lo-Fi 系の音作りに対応できるように、サンプリングレートが変えるのが面白い。
これに加えて、以下3つのエフェクターも追加。これらのエフェクターによって、よりLo-Fi サウンドをサポートすることができます。
- OverDriven Resonance (Inspired by Caroline Météore Lo-Fi Reverb)
- VHS Modulator (Inspired by Cooper FX Generation Loss v2)
- PitchHaze Delay (Inspired by Chase Bliss Audio Thermae)
これらのアンプやエフェクターはElite 版にのみ追加されています。
僕個人としては、Lo-Fi 系はまったく必要としていないので、これらのアンプやエフェクターを使う機会は少ないと思いますが、トラックメイク主体の方にとって嬉しいアップデートだと思います。
Apple Silicon対応
やっとApple Silicon に正式対応。M1 およびM2 を搭載したMac でも安定して動作するようになりました。
実は、僕は今もIntel Mac を使用しているので、YouTube のコメントで教えてもらうまで、BIAS FX 2 がApple Silicon に対応していないことを知りませんでした。
とりあえす、これでやっとレガシーな環境から脱却できそうです。
ようやく僕が愛用しているBIAS FX 2がApple Siliconサポートということで、遂に僕もIntel Macから卒業する時がきたかもしれない。今のM3 MacBook Proだとベンチ結果が僕のIntel Macの2倍なってるので、M3で十分な気がしないでもない。 https://t.co/EO2e8vYtwl
— Yuuki-T (@project0t) November 8, 2023
リリースノートにM3 が記載されていないのは、アップデートのタイミングに拠るところでしょうか。その辺りが気になりますが、とりあえず僕も近々、Apple Silicon のMac に買い替えて制作環境を一新しようと思います。
Tone Link 機能の追加
ToneCloud にアップしているプリセットのリンクを取得する機能が追加されました。
ですが、リンクからアクセスしても、うまくプリセットにアクセスできません・・・使い方が間違っているのかよく分からず、続報を待ちたいと思います苦笑。
BIAS FX 3 ではなくBIAS FX 2 拡張方向なのか?
前回の大型アップデートによるRemaster Series が新機軸となり、ここから次期バージョンに繋がっていくのかな?と思っていたんですが、今回のアップデート内容を見ると、このままBIAS FX 2 をブラッシュアップしていく方向性に見えます。

BIAS FX 2 ユーザーにとって、これらのブラッシュアップが無償で使えるのは実に嬉しい。
IK Multimedia のAmpliTube やTONEX など、他のアンプシミュを触ることがあるんですが、BIAS FX 2 が一番使いやすく、良いサウンドで鳴ってくれるんですよね。