Waves L1 をドラムのバスコンプとして使ってみよう!!

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今回の動画では、Waves L1 Limiter をドラムのバスコンプとして使用するテクニックを解説しています。

動画を見て頂くと分かるように、ふくよかさを出しながら迫力のあるドラムにするためのバスコンプとして、WAVES L1 はめちゃくちゃマッチします!!

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Waves L1 をドラムのバスコンプとして使ってみよう!!

ゲインリダクションの目安は3db〜6db

Waves L1 をドラムのバスコンプとして使用する際、3db から6db のリダクション量を目安にスレッショルドを調整します。

チュートリアル動画では3db 付近を目安にスレッショルドを調整しています。

過度に音を突っ込んでしまうと、音の芯が失われてしまうので注意して下さい。

アウトプットを上げてレベルを持ち上げる

動画内ではスレッショルドの調整をLINK で行っているため、音が圧縮された分、当然レベルも下がっています。スレッショルドを調整し終えたら、圧縮された分だけアウトプットを上げてレベルを持ち上げておきます。

L1適用前と適用後のレベルを同じにするということですが、聴覚上ザックリと合わせればOK です。

スレッショルド下げてアウトプット上げる。基本となる調整はたったこれだけです。

この段階でドラムの各パーツが余韻部分まで聞こえ、ドラム全体として音像がグッと前に出ているようなサウンドになっているんじゃないでしょうか。これがWaves L1 のサウンドキャラクターで、良い感じにドラム全体の音像が前に出ながら、すごくふくよかなサウンドになりますっ!!

Waves L1 のリリース調整に関する考え方

動画内で語っていますが、リリースは基本に初期設定の1msec のままでOK です。

僕がリリースを調整する場面は、全体のオケを流した上でドラムの前後感を調整したいと思った場合です。

リリースは音の余韻に関わる部分で、リリースが早ければリミッターが解除されるタイミングも早くなるため、余韻がより持ち上がります。逆に、リリースが遅ければリミッターが解除されるタイミングも遅くなるため、余韻が抑えられてスッキリとしてサウンドになります。

その辺をヒントにして、必要であればリリースを調整してみて下さい。