僕がよく使うアナログタイプのEQ はNeve 系が多く、特にWaves Scheps 73 は使用感、質感共にめちゃくちゃ気に入ってます。

そんな中、アナログタイプとしてよく語られるAPI 系も使ってみようと思い、Waves API 550 を軽い気持ちで使ってみたんですが、コレ、ガチでヤベーッ!!僕のようなロックサウンドに効かせたい方はAPI 一択と言ってもいいぐらい感動してしまった。
Waves API 550
最初とっつきづらいイメージがあったけど、慣れるとめちゃくちゃ使いやすい上に僕好みのサウンドにめっちゃマッチする!!ゲインの上げ下げでQ幅が変わる仕様だからか、ガッツリブースト or カットした方がいい感じになる(語彙力) pic.twitter.com/1oQxgn8DUL— Yuuki-T@毎週土曜DTMチュートリアル動画投稿 (@project0t) March 11, 2020

Waves API 550 で濃密なサウンドを手に入れろ!!
Waves API 550 にはAPI 550A とAPI 550B の2つあり、違いは大雑把に言うとバンド数ぐらい。
見て分かる通り、このAPI 550 はブースト、カット共に2db or 3dB ステップでしか調整できない。
API独自のプロポーショナルQ が素敵すぎる!!
一見すると、なんともザックリとして使いづらそうなEQ なんだけど、使ってみるとイメージが一変する。つまみをガチャガチャと回してザックリと音を決める感じがめちゃくちゃ使いやすいんだ!!
その使用感を決める上で、API独自のプロポーショナルQ がめちゃくちゃいい仕事をしている。
こういったアナログタイプのEQ はQ幅固定のタイプが多いけど、このAPI 550 はプロポーショナルQ によってブースト or カット量が多ければ多いほどQ 幅が狭くなるように連続的に可変していく。
これがなんとも音楽的!!
Q 幅の調整を自動でやってくれるような感じ。余計なことを考えることなく直感的に操作できるため、とにかく作業スピードが段違いで早い。
恐れずブーストして濃密なサウンドを手に入れろ!!
こういったアナログタイプのEQ は、ブーストしてこそ威力を発揮すると思っている。当然、このAPI 550 もブースト方向を基本として使ってみて欲しい。
その際、普段しないブースト量だから・・・とか気にせず、とにかくガッツリとブーストしよう!!
※API 550A OFF
※API 550A ON
ガッツリとブーストした時のなんとも言えないこの濃厚なサウンド。このサウンドを得るために、API 550 を是非使ってみて欲しい!!