【DTM】マスタリングが苦手な人は絶対に使え!!iZotope Ozone 9

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自身の楽曲をより良く聴かせるために必要な作業として、マスタリングがありますよね。

マスタリングって上手くやらないと、ミキシングでまとめた自身の楽曲が破綻してしまいます。僕も過去に必要以上に音圧を上げたり、高域を強調しすぎて耳に痛いサウンドにしてしまったりと、数多くの失敗を経験しています。

ただ、今回紹介するiZotope Ozone 9 を使い始めてからは、そういった失敗が全くなくなりました!!

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iZotope Ozone 9 でマスタリングの悩みを解決しよう!!

なぜマスタリングが失敗するのか

マスタリングとは、ミキシングによってまとめた楽曲をより良く聴かせる最終的な作業。皆さんが一番イメージしやすいのは、リミッター等で音圧を上げる音圧補正だと思います。

ただ、マスタリングでやれることって音圧補正だけでなく、例えば、過剰な低域を抑えたり、時にはアナログライクな質感を付加したり、実はマスタリングでやれることって多岐に渡るんですよね。

そのため、自分の楽曲がマスタリングでどのような作業を必要としているのか、それを行う上で最適なエフェクトはどれなのか、イメージしている効果を得るためにはどのように調整したらいいのか、そこら辺を判断するのが難しく、よく分からずアレもコレも使ってしまい、ミキシングでまとめた楽曲が破綻してしまった、なんてことを経験された方も多いはずです。

マスタリングで失敗するケースのほとんどはまさにコレで、つまり、どういったエフェクトを、どのような設定で使えばいいのか分からず、勘を頼りに手探りでやってしまうから失敗しまう訳です。

ただ、ここでイメージして欲しいんですが、もし、”どういったエフェクト”を”どのような設定使えばいいのか”提案してくれるマスタリングツールがあったら、マスタリングは絶対失敗しませんよね。

それを実現したのが、iZotope Ozone 9 になるんですよ!!

AI による自動マスタリングを使ってみよう

Ozone 9 のMaster Assistant 機能によって、Ozone 9 が楽曲を解析し、楽曲に合ったマスターの処理を提案してくれます。

Master Assistant の設定画面では、マスタリングの方向性を決めます。と言っても、やることはめちゃくちゃ簡単ですよ。

楽曲の質感を決めよう

MODULES では、”Modern” か”Vintage” を選択します。

“Modern” はアナログ感のないクリーンなサウンド、”Vintage” はアナログライクな暖かみのあるサウンドになります。ミキシングによってまとめた楽曲のイメージをあまり崩したくない方は“Modern”、アナログ感を付加したい方は”Vintage” を選択して下さい。

ラウドネスの目標値を決めよう

LOUDNESS & EQ ではラウドネスの目標値を設定します。

ラウドネスとはLUFS という単位で決まります。

この辺を話し出すと長くなってしまうので省略しますが、YouTube 等へアップロードするのが目的であれば、”Low” か”Medium” に設定して下さい

ピークマージンを決めよう

DESTINATION ではピークマージンを設定します。

ここもあまり深く考えずに、WEB 上にアップしたい場合は”Streming”、CD 等の媒体を介して聞かせたい場合は”CD” を選択すればOKです。

Master Assistant 機能一発でもOK!!

設定が終わったら”Next” をクリックし、楽曲を再生します。再生するとOzone 9 が楽曲の解析を始め、自身の楽曲に必要なエフェクトを判別し、内部の設定を自動で行ってくれます。

解析と処理が終わったら、楽曲を聴いてみて下さい。きっと、その結果に驚くと思いますよ。

自分の楽曲がマスタリングでどのような作業を必要としているのか、それを行う上で最適なエフェクトはどれなのか、必要な効果を出す上での最適な設定はどうすべきか、そういったDTM 初心者の方にとってハードルが高い判断を、Ozone 9 が代わりにやってくれる。

そして、得られる結果は自分でアレコレいじりながら行うよりも、ずっと素晴らしい結果が得られます。

Ozone 9 のMaster Assistant 機能はあくまでマスタリングする上での出発点を提案するという位置付けで、実際はここから自分の好みに応じてさらに処理を加えていくことが推奨されていますが、Ozone 9 のMaster Assistant 機能一発で全然いけちゃうんですよね!!

実際、僕はほとんどのケースでOzone 9 のMaster Assistant 機能一発で済ませています。