Kush Audio にはA-Designs AudioのダイレクトボックスREDDI をモデリングしたプラグインがあります。

そもそも、DI の用途はハイインピーダンスからローインピーダンスへの変換やアンバランスからバランスへの変換のために使用するので、それをプラグイン化する意味ってあるんだろうか?と思っていたんですが、使ってみて納得。
コレ、倍音付加のために使用するプラグインだわ!!
場面によって倍音付加を使い分けよう!!Kush Audio REDDI
サウンドにハリやヌケを出そう
REDDI の基本的な使い方は、最適なINPUTをとった上でLEVEL を上げて倍音を付加する。
REDDI で付加されるデフォルトの倍音は、高次倍音までまんべんなく付加されるイメージ。そのため、中高域がどんどん持ち上がり、サウンドにめっちゃハリが出てくる!!
ハリやヌケを出したいトラックであれば、ベースだけでなくドラムのステムトラックやギター、ボーカル、シンセ等、何にでもマッチする。
ただ、デフォルトの倍音付加は突っ込めは突っ込むほど中高域が持ち上がってくるため、太さや温かみを出したいという用途には向かない。そこで、太さや温かみを出したいユーザのために、もうひとつ特徴の異なる倍音付加が用意されているのだ。
サウンドに太さや温かみを出そう
Headroom スイッチをON にすることで、INPUT が20db 下がると同時にOUTPUT が20db 持ち上がる。その結果、付加される倍音の特色が変わり、太さや温かみを出すのに最適な倍音付加になる。
このウォームな質感は、ベースやボーカル等にガッツリかけるのがオススメ。
このように、Kush Audio REDDI は毛色の異なる2つの倍音付加が楽しめるプラグインな訳ですね!!
倍音付加を楽しもう!!
DI はベース専用というイメージがあるけど、このKush Audio REDDI はDI として考えるのではなく、ハリやヌケ、または太さや温かみを出すためのアナログライクなプラグインですね!!
REDDI で得られる倍音は結構強烈なので、その効果も認識しやすいと思うよ。