Logic Pro X Delay Designer で自由にディレイ音を作ってみよう!!

スポンサーリンク

先日、GLAY グロリアスのギターカバー動画をアップしました。

コピーしたことがある方は分かると思いますが、楽曲初っ端、イントロのフレーズがどうやっても弾けない・・・調べると、ディレイを複数台つないで弾いているらしい。

その後、試行錯誤を繰り返し、Logic Pro X Delay Designer を使うことで、それっぽく仕上げることができました!!

スポンサーリンク

マルチタップディレイ Delay Designer を使ってみよう!!

Logic Pro X Delay Designer とは

Logic Pro X Delay Designer はタップディレイに属するディレイ。

タップディレイとは、一般的にフットスイッチを踏んでディレイタイムを変更できるタイプを指しますが、Delay Designer はタップすることでディレイ音そのものを作り出します。

通常、付点8分のディレイで4分や16分のディレイ音は鳴らせないように、設定したテンポに同期したディレイ音しか作れません。ただ、Delay Designer は自由自在に鳴らしたいタイミングでディレイ音が作れます。

また、Delay Designer ではひとつひとつのディレイ音に対して、レベルやパン、ピッチ、フィルタリング等設定できます。使い方によっては、基本的なディレイから複雑なパターンシーケンサーとしても使える。一言で言えば、自由度がめちゃくちゃ高いディレイですね。

グロリアスのイントロについて

ギターカバー動画で弾いているディレイの設定はこんな感じ。

色んなテンポのディレイ音が混在してますよね。Delay Designer のようなタップディレイだからこそ出来ることです。

実際の演奏では、頭の1音しか弾いてません。

※Delay Designer OFF

※Delay Designer ON

Delay Designer で作ったディレイ音に対して、レベルやフィルタリングで動きを付けています。

これだけだと味気ないので、全体に付点8分のディレイを加え、オートパンでパンニングに動きを付け、リバーブによる残響も加えています。

※処理後

Delay Designer がなかったら、グロリアスのイントロは確実に詰んでた笑。