今回は、僕がギターの音作りで使っているプラグインの中で、特に使用頻度の高いプラグインを厳選して紹介しています。
プラグインを生かしてギターの音を作ってみよう!!
Waves MDMX SCREAMER
ギターサウンドをもうひと押しプッシュしたい!!サウンドに貼りや艶を出したい!!そんな時に使うのがブースターですよね。
僕はブースターとして、Waves MDMX SCREAMER を好んで使っています。
![](https://www.wavesjapan.jp/image/plugins/mdmx-distortion-modules/thumbnail@2x.png)
昔ながらのオーバードライブペダルにインスパイアされて作られたらしいんですが、なんとなく色合いや名前からTS 系オーバードライブをインスパイアしたっぽい。
なので、サウンドの方向性もTS 系に似たややミッド寄りなんですが、TS 系ほどトーンシェイプはかからないので、純粋にふくよかさを足しながら太くドライブさせることができる最高のブースタープラグインだと思います。
![](https://project0t.com/wp-content/uploads/2020/03/20200328-6-160x90.jpg)
パラレル処理してみよう!!
このMDMX SCREAMER の最大の特徴は、なんと言っても原音とのパラレル処理なんですよね!!
なんともプラグインらしい作りになっているんですが、これがめちゃくちゃ使いやすい!!
やや過剰気味にMDMX SCREAMER を設定しておいて、このMI Xバランスで原音とのバランスを整えることで自分のイメージする丁度いいドライブ感を簡単に得ることができます。
ミッドブースターとしても使える
TS 系ほどトーンシェイプはかからないって言いましたけど、ブーストスイッチをON にすることで、ミッドブースターとしても機能します。
結構キツめにブーストされる印象ですが、パラレル処理で原音とミックスすることで、簡単にギターソロ等のリードにマッチしたサウンドに整えることができますよ。
Waves Kramer HLS Channel
ギターの音作りにおいて、EQ 処理は切っても切り離せないもの。
以前アップした動画で、ギターのEQ 処理で僕がオススメするプラグインをいくつか紹介していますが、その中でもダントツでイチオシなのが、Waves Kramer HLS Channel ですね。
![](https://www.wavesjapan.jp/image/plugins/kramer-hls-channel/thumbnail@2x.png)
今や、このEQ がないと僕のギターサウンドが成り立たないと言ってもいいぐらいめちゃくちゃ使いまくっています!!
![](https://project0t.com/wp-content/uploads/2016/12/20161217-3.jpg)
ギターサウンドにマッチしたサウンドキャラ
こういったアナログタイプのEQ は各々サウンドキャラを持っているんですが、このKramer HLS Channel のサウンドキャラは、一言でいうとシャリつくサウンドキャラです。
音がシャリつくって聞くとマイナスなイメージがあるかもしれないんですが、この独特の質感がギターサウンドにめちゃくちゃマッチするんですよ!!
ブースト方向で使おう!!
EQ はカット方向が基本とよく言われますが、このKramer HLS Channel はとにかくブースト方向で使って下さい。
カットなんかで使ったら、Kramer HLS Channel の良さがまったく発揮できません。
Soundtoys EchoBoy
ギターサウンドをより印象付ける上で欠かせないのがモジュレーションエフェクト。
その中でも僕はコーラスとして、Soundtoys EchoBoy をよく使います。
![](https://project0t.com/wp-content/uploads/2015/07/20150716-2.jpg)
音痩せのないアナログ感溢れるサウンド
僕がコーラスエフェクトを使う上で一番気にしているのが音痩せで、アンプシミュ付属のペダルだと音痩せが気になるケースが結構あります。なので、その音痩せを考慮した上で音作りをする必要があるんですが、このEchoBoy は音痩せが一切ない。
本当にアナログ感溢れる暖かみのあるサウンドでめっちゃ使いやすいんですよね!!
使えるプリセット多数収録!!
このEchoBoy はめっちゃ多機能なので、見た目から扱いづらい印象があるかもしれません。
ここが一番強調しておきたいポイントなんですが、EchoBoy はプリセットの数がめっちゃハンパなくて、しかも全部使えるプリセットばっかりなんですよ!!
モジュレーションに関して言えば、上記の”Chorus & Modulation”に膨大なプリセットがあるので、ここから気に入ったプリセットを選ぶだけでOKです。
Waves H-Delay
ギターの音作りにおけるディレイの役割って、本当に多岐に渡ると思います。
そんなギターの音作りに欠かせないディレイとして、僕はWaves H-Delay を必ず使っています。
![](https://www.wavesjapan.jp/image/plugins/h-delay-hybrid-delay/thumbnail@2x.png)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgoFqzJaoBb71R7fmZlqk2kPFDrlxIY3bdoF9Lci4BCqXgZvLJKqPRPv2k_Vk_Gv3XEjVTfTx0P6asxkebbEk4BJUmCngGFC2v3qtMUNPl7Z_ZQN9fB5vZHUBLJS3vclrk0kCTzaLx5HZOt/s640/20130508-1.png)
簡単操作で多機能!!
H-Delay の特徴はなんと言っても操作が簡単なこと!!にも関わらず、多彩な音作りが可能なこと、なんですよね!!
LoFi スイッチによってテープエコーのような質感にしてみたり、フィルターによってジャマな低域を削ってみたり、モジュレーションによってディレイ音を揺らしてみたりと、どんなジャンルの楽曲にも幅広く使うことができます。
特に、LoFi スイッチを入れた時のアナログ感溢れるサウンドがめっちゃ良いんですよね!!
僕の場合、ギターソロにかけるディレイでよく使ってて、テンポに同期した付点8 分のピンポンディレイをかけることが多いです。