以前、オススメアンプシミュとしてBIAS FX 2 を紹介しました。

他のアンプシミュにはないプリセットの豊富さ、クオリティの高さによって面倒な音作りをする必要がなく、誰でもすぐに良い音でギターを鳴らすことができる最高のアンプシミュでしたよね!!
で、もちろんBIAS FX 2 だけでもまったく問題はないですけど、是非そこから一歩進んで、同じPositive Grid のBIAS AMP 2 の導入も視野に入れて欲しい。
BIAS FX 2 ユーザーはBIAS AMP 2 を導入せよ!!
BIAS AMP 2 とは
Positive Grid のBIAS AMP 2 とは実機のアンプにこだわり尽くしたアンプシミュで、AMP Match プリセットによるクオリティの高いサウンド、さらにそれを自分好みに寄せるようなアンプ内部のカスタマイズ、この2点が他のアンプシミュにはない最大の特徴になります。
AMP Match について
特徴のひとつであるAMP Matchは、実機アンプのサウンド特性を解析して、その解析結果を基にBIAS AMP 2 が似たようなサウンドを作ってくれるという機能で、イメージ的にはKemper のプロファイリングに近い機能になります。
真っ先に使って欲しいのが、Positive Grid が公開しているAMP Match プリセット。とにかくサウンドクオリティがダントツに良いんですよね!!
アンプのカスタマイズ
AMP Match プリセットだけでもクオリティの高いサウンドが楽しめるんですが、ここにもうひとつの特徴であるアンプのカスタマイズを使うと、より自分好みのサウンドに近づけることができます。
例えば、Marshall のAMP Match プリセット選んだ場合、当然Marshall 特有の粗い歪や高域のギラツキ感が伴います。人のよっては、その粗い歪やギラツキ感がジャマだと感じる方もいるでしょう。
そこで登場するのが、BIAS AMP 2 のカスタマイズ機能。
Marshall 特有の質感っていうのはパワーアンプの真空管にEL34 という真空管を使ってるからなので、それをメサブギ等で使われている6L6 に変えるだけで簡単に抑えることができます!!
BIAS AMP 2 のカスタマイズについては、以下の記事や動画で解説しているので、興味がある方は是非ご覧ください。


購入すべきエディションについて
BIAS AMP 2 はStandard、Professional、Elite と3つのエディションが用意されています。この中で僕がオススメするエディションはElite 版になります。
というか、絶対にElite 版を買って下さい!!
そもそもStandard版だと、これまで話したAmp Match が使えないのでその時点で除外されます。
なので、BIAS AMP 2 はProfessional版とElite版の2択になるんですが、両者の違いは公式ライセンスされたCelestion IR ファイルが付いてくるかどうか、その一点だけです。
このCelestion IR ファイルがあるかないかでギターサウンドの張り出し方がまるで違うんですよね!!
BIAS AMP 2 と親和性の高い状態でCelestion IR ファイルが使える!!
BIAS AMP 2 Elite 版で付属のCelestion IR ファイルを使う利点として、マイクの選択やマイキングの調整をIR ファイルを選んだ状態でできるっていうのがデカイんですよ!!
以下の記事や動画でも解説しているように、マイクやマイキングによってギターサウンドは大きく変わります。

IR ファイルを読み込んだ状態でマイクの種類やマイク位置を調整することができるっていうのは、ギターの音作りにおいてこれほどメリットがあることはない。
クオリティの高いCelestion IR ファイルをBIAS AMP 2 と親和性の高い状態で使うことができる。BIAS AMP 2 は絶対にElite版を買って下さい!!
BIAS FX 2 と連携して使おう!!
AMP Match プリセットによるクオリティの高いサウンドと自分の好みに寄せるようなカスタマイズ、そしてCelestion IR ファイルによるキャビネット。BIAS AMP 2 によって最高のギターヘッドアンプとキャビネットが手に入ります!!
じゃあ、残りのエフェクターをどうやって手に入れるか
それを実現するのが、BIAS FX 2 とのインテグレートになるんですよ!!
BIAS FX 2 内部でBIAS AMP 2 を使うことで最高のアンプに最高のエフェクターが揃うってことなんですよね!!
また、ここでBIAS AMP 2 のElite版を使っているのがめちゃくちゃ効いてきて、BIAS FX 2 自体もToneCloud で数多くのプリセットが共有されていますが、それらのプリセットって結局はBIAS FX 2 のキャビを使っているものがほとんどなんですよね。
もちろん、それでも良質なサウンドを鳴らすことが出来るんですが、それをBIAS AMP 2 の親和性の高いCelestion IR ファイルに切り替えるだけで、サウンドの張り出し方がまるで変わってくるんですよ!!