【BIAS FX 2】音作り解説 – Pay money To my Pain Voice 風サウンド

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今回の動画では、Positive Grid のBIAS FX 21、2弦を単音で弾いても埋もれずに太く鳴るクリーンとクランチの中間のようなサウンドを作っています。

イメージ的にはPay money To my Pain のVoice のイントロを、僕なりに少しアレンジしたサウンドです。

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1、2弦を単音で弾いても埋もれないサウンドを作ろう

アンプを選択しよう

これまでの音作り動画でも解説しているように、できるだけ自分のイメージに近いサウンドが得られるアンプを選んで下さい。今回はOrange AD30 をモデリングしているアンプを選んでいます。

単音では張りのあるクリーンっぽいサウンド、コード弾きするとクランチっぽいサウンドになるようにMASTER をガッツリ上げ、その分プリアンプのGAIN を少し絞るような調整をしています。

要はMASTER メインで音を作るってことなんですが、このやり方だと音の張りを出しながら歪が足されるので、今回のような歪んでいるかいないかのギリギリのラインを狙った音作りでは、このやり方がオススメです。

コンプでピッキングの安定感を補う

僕はピッキングが下手くそで安定感がないので、それを補う形でコンプを使うことが多いです。今回はMXR Dyna Compを使っています。

Dyna Comp はパラメータが少ないことから、簡単にサクッと調整出来るのでめちゃくちゃオススメです。

ギターでコンプを使う場合、劇的にサウンドの変化を求めるよりも、演奏のしやすさを重視してコンプを使ってみて下さい。

ブースターで太さと張りを加える

ブースターでさらに太さと張りを加えます。太さや張りを出す用途では、僕はいつもこのTube Boost を使っています。

今回はレベルツッコミ気味、ゲイン抑え気味のセッティングでアンプのサウンドを生かしながら、トーンで明瞭感を調整しています。音作りのアクセントとしてブースターを使うと、より印象的なサウンドになると思います。

コーラスで太さと艶を加える

いつも音作り動画でやっているように、Magic Vibe というコーラスをうっすらとかけて太さを加えています。

コーラスは音を揺らすというイメージがあるかもしれませんが、太さや艶を加える用途でもめちゃくちゃ使えます。

ディレイ&リバーブ

最後に空間系をかけて仕上げます。

今回、ディレイはWaves のH-Delay をテンポに同期した4分のディレイタイムで使っていますが、このH-Delayディレイ音にモジュレーションをかけることで、奥行きのあるディレイ音を簡単に作ることができます。

この辺のコーラスエコーの話は前回の動画で解説しているので、そちらも是非ご覧ください。

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