今回は、流暢に話すことに自信がないコンテンツクリエーターにとって革命的なソフトウェアVOICEPEAKを紹介します。
最高のコンテンツ制作パートナーVOICEPEAKを使ってみよう
VOICEPEAKは、自然な発声と高度なカスタマイズ機能を持つ入力文字読み上げソフトウェア。好みの文章や言葉をテキストで入力するだけで、誰でも簡単に、自然で高品質な音声が作成できます。
人間が話しているかのような自然な音声
VOICEPEAKの最大の魅力は、機械的ではない自然な音声。
上記デモのように、VOICEPEAKは本物の人間が話しているかのような自然な音声を再現できます。
様々な音声キャラクター
キャラクター製品シリーズとして、実在する声優の声をもとに開発された様々な音声が選べます。
僕はキャラクター製品シリーズ「彩澄りりせ」を使っています。声優・本宮佳奈さんの声をもとに製作され、落ち着きのある真っ直ぐな声が特徴です。
様々な感情表現を使ってみよう
VOICEPEAKでは通常読み上げの他、様々な感情表現も可能です。
表現できる感情は、キャラクターによって変わります。僕が使っている彩澄りりせの場合、「幸せ」「楽しみ」「怒り」「悲しみ」「ふてくされ」という5種類の感情表現を持っています。
※デフォルトの通常読み上げ
※幸せ
※楽しみ
※怒り
※悲しみ
※ふてくされ
これらの感情表現を上手くブレンドすることで、音声に深みを与え、視聴者との感情的なつながりを強化できます。
僕はYouTube動画のナレーションとして使うことが前提のため、感情表現はあまり使いませんが、音声に起伏を作りたい方にとって重要な要素になると思います。
話し方のカスタマイズができる
感情だけでなく、アクセントやイントネーション、文字を読む長さを細かく調整できます。
VOICEPEAKは最新のAI音声合成技術を搭載しているため、テキストを打ち込むだけで自然な音声を作成してくれます。しかし、時にはアクセントやイントネーションを微調整したい場合もあります。そのような時に、自分のイメージに合わせて調整しましょう。
特に、固有名詞の発音に関しては、調整が必要なケースが多いです。
以下のデモでは、「サチュレーション」のアクセントを調整しています。
※「サチュレーション」アクセント調整前
※「サチュレーション」アクセント調整後
ただし、読み上げてほしいセリフ全体を、より自然な音声に調整しようとすると時間がかかる上に、僕の経験上、最初に提示された音声が一番よかったということになりがちです。
VOICEPEAKは誰でも簡単に使えることがメリットだと思うので、自分の中での合格ラインをよく見極めながら調整してください。
また、セリフ読み上げの速さやピッチ、句読点のポーズ間隔の設定も可能です。
※デフォルト設定(速さ100% ピッチ0% ポーズ間隔100%)
※速さ140%、ピッチ-40%、全体のポーズ80%
感情表現含め、速さやピッチ、句読点のポーズ間隔は、プロジェクト全体、もしくはセリフのブロック単位でも設定可能です。
辞書機能を活用しよう
よく利用する単語は、あらかじめ辞書に登録しておきましょう。アクセント調整の手間を省くことができます。
アクセントやイントネーション調整の項目で、固有名詞の発音に関しては調整が必要なケースが多いと書きましたが、そのような固有名詞を中心に辞書登録しておきましょう。
僕は、動画制作で頻繁に使用するDTMに関連した単語を登録しています。
私の経験から語るVOICEPEAKの魅力
このように、VOICEPEAKは誰でも簡単に、自然で高品質な音声が作成できます。
実は、僕はずっと、流暢に話すことができない自分自身に悩んでました。
DTMに関連する動画を作りたい。だけど、流暢に話すことができない。自分のセリフを収録をするたびに、「こんな聞き取りづらい話し方で申し訳ない」という気持ちでいっぱいでした。その気持ちが、いつの間にかDTM関連の動画制作から離れるきっかけにもなっていました。
以下は、なんとか頑張って喋りながら作っていた動画の一部です。
ただ、VOICEPEAKを使い始めてその気持ちがなくなり、もっと動画を作りたいという前向きな気持ちになっています。
流暢に話すことに自信がないクリエーターにとって、苦手な部分を手伝ってくれる最高のコンテンツ制作パートナーになってくれる。
ここに、VOICEPEAKを使う最大の理由があると思っています。