太さがありながら音抜けよくパンチ感のある、アメリカンロックならではのギターサウンドを鳴らしたいという方はいませんか。
そのような音作りはアンプシミュだけでなく、その後のEQ やコンプ等の処理が大事になってきます。ただ、慣れていないと難しく、特に初心者の方にはすごくハードル高いと思います。
その音作りのハードルを低くして、誰でも簡単にアメリカンロックテイスト溢れるギターサウンドが作れるのが、今回紹介するWaves CLA Guitars になります!!

CLA Guitars でアメリカンロックサウンドを鳴らそう!!
CLA Guitars とは
今回紹介するCLA Guitars はWaves CLA Signature Series に属するプラグインになります。
以前、同じSignature Series のCLA Bass を紹介しましたが、それと同様に、内部で何やってるか分からんけどめっちゃ音が良くなる!!っていう夢のようなプラグインですね。

まずは以下のサンプルを聴いてみて下さい。
※CLA Guitars OFF
これはBIAS AMP 2 で作ったサウンドになります。そこまで悪いサウンドではないですが、少しモコモコして音抜けが悪く、パンチ感もあまり感じませんよね。
そこで、今回紹介するCLA Guitars を挿して処理したのが以下。
※CLA Guitars ON
太さと音抜けのどれも最高で、パンチ感もあってアメリカンロックに最適なサウンドになってますよね。これを一般的なEQ やコンプ等を組みあせて、イチから調整するのは難しいと思います。
結構音が変わっているので、なんか難しいことやってるんでしょ?って思われそうですが、やってることはめちゃくちゃ簡単なんです。
挿すだけで音が変わる!?
CLA Guitars の特徴として、挿すだけで音が変わります。
挿すだけで音が変わるっていうのが、もしかしたらネガティブに聞こえるかもしれませんが、CLA Guitars に関しては良い意味で効果を発揮します。
※CLA Guitars OFF
※CLA Guitars 挿しただけ
上記を聴いてもらうと分かるように、挿しただけで“ややドンシャリ傾向でパンチのあるサウンド”になってますよね。
このCLA Guitars はアメリカンロックに最適なサウンドを作るのに特化しているため、処理を行う上でのスタートポイントが既にそのサウンドに寄った形になっている訳です。
もちろん、処理を行う上でのスタートポイントはクリーンやクランチ、ハイゲインとギターサウンドによって変わってきます。CLA Guitars ではギターモードの選択によって、クリーンからクランチ、ハイゲインまで自身のギターサウンドに最適なスタートポイントを設定することができます。
もちろん、”挿しただけで音が変わる”というのが嫌であれば、バイパスすることもできます。
やることはスライダーの上げ下げだけ
自身のギターサウンドに最適なギターモードを選択したら、あとはスライダーの上げ下げで必要な処理を加えていくだけです。
例えば、高域を突いて抜けをよくしたいのであれば、Trebleを上げてやる。太さを出したいのであれば、BASS で低域を上げながらコンプで押し出し感を加えてやる。そんな感じでササッとスライダーを上げ下げしましょう。
耳で聴きながらカッコいいサウンドを目指すイメージで、スライダーを上げ下げしましょう!!ここら辺の話は以前ブログに書いているので、併せて見て下さいね。

欲しいサウンドがすぐに得られる喜びを感じろ!!
ギターの音作りはアンプシミュだけでなく、その後にかけるEQ とか、場合によってはコンプ、空間系等、トータルで作っていく必要があります。
ただ、音作りに慣れていない方にとって、EQ だったらどの周波数帯を持ち上げたらいいのか、ギターソロにはどういったリバーブ、ディレイをかければいいのか等、悩むポイントが多くてハードルが高い。
それをCLA Guitars では、耳で聴きながらカッコいいサウンドを目指してスライダーを上げ下げするだけで、誰でも簡単に欲しいサウンドが手に入ります。
そう、このCLA Guitars は“欲しいサウンドをがすぐ得られる喜び”を感じることができる素晴らしいプラグイン!!皆さんも是非、このCLA Guitars でアメリカンロックテイスト溢れるギターサウンドを楽しんで下さいね。